あらすじ
「核の穴は、あなた方をもう一度、特別な存在にしてくれる」。原爆テロを予告する一本の動画が日本を大混乱に陥れた。爆発は3月11日午前零時。福島第一原発事故への繋がりを示唆するメッセージの、その真意を政府は見抜けない。だが科学者と刑事の執念は、互いを欺きながら“正義の瞬間”に向けて疾走するテロリスト二人の歪んだ理想を捉えていた――。戒厳令の東京、110時間のサスペンス。
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Posted by ブクログ
素晴らしい。
SFが大の苦手であるわたしが、全作品抵抗なく読め、一作毎にどんどん面白くなっていく大好きな作家さんなのですが、今回はSFではなく、警察小説、国際謀略小説というまさにどストライク。
近未来小説でありながら、東京オリンピック間近の今読むべき。
デマが人を殺すというのも、今グイグイきます。
Posted by ブクログ
これが、これこそが「本物の震災後文学」
そして、サイエンスフィクションどころか、リアルタイムフィクション。犯行日に間に合うタイミングで読めて良かった。
ただね、このあとの世界、核兵器禁止条約レベルの話じゃ済まなくて、原子力発電の続行が世界的に無理になるでしょ。但馬は間接的に世界中に多数の犠牲者を生むことになると思うよ。