あらすじ
手負いの子狼の命を救った流浪の草木薬師のセイジの前に、一匹の黒い狼が現れる。彼は幻といわれる人狼で、セイジは御礼として人狼族の居城へ招待されることに。しかし、そこで次期首領の病を知ったセイジは、その治療のための薬草探しに巻き込まれてしまう。その旅の過程で、首領の血族である黒い狼・ツバルから熱い求愛を受けることになるセイジ。初恋同士の恋愛は、前途多難で…？
【電子特別版】佐々ミノル先生の書き下ろしショートストーリーを電子限定で収録！ 本編終了後のセイジとツバルのと甘々エピソード「東雲閑談」
感情タグBEST3
匿名
穏やかです
Webで読んで良かったので購入しました。
当て馬もなく、悪人らしき悪人も出ず、不快になる事がなく穏やかに読めて良かったです。
時々クスッと笑える所も面白かったです。
繰り返して読みたくなった作品でした。
Posted by ブクログ
己の出生を知らず人狼の血を引きながらも、流浪の薬師として生きてきたセイジ
白狼の血筋の中次黒毛を持つ次期受領の弟、ツバル
ツバルの弟、ヨルを助けた事から人狼の世界と繋がり、恋をしり出生の秘密を知り家族を持つ
初めての恋を不器用に真面目に温める二人が良かったです。
薬師ではありながら、草木薬師の力があり、土を浄化させるセイジの仕事や、ヨルの無邪気さが可愛いかったですわ。
森の匂い、風の香り、土の感触を感じる静かな文章に、不器用でピュアな二人が合っていました。
かなり長編
話の内容は、面白くて良かったんですが
長編な為、話のテンポが
ゆっくり過ぎて
途中挫折しました。
もうちょっと話の運びが良かったら
⭐︎5でした。
ゆっくりと
文章量多めのお話ですが、
劇的なストーリー展開や
イベントがあるわけではなく、
二人のたどたどしい恋がゆっくりと流れていきます。
ファンタジー要素がありながら、
どこか日本の古い時代のような感じもします。
ゆったりと読みたいお話です
モフモフ感はない
攻めは人狼なので度々狼姿の描写がありますが、あんまりモフモフ感はないです。
読み初めは色気皆無で、この2人どうやってラブが盛り上がるんだ？と思いましたが、ちゃんと盛り上がってました。
ウブな2人が徐々に愛に目覚めてく描写が面白いのですが、あんま色気が感じられず。
なんというか野性味溢れるBLだなと思いました。
ところどころクスッと笑える描写があって面白かったです。
