あらすじ
母校の中学校に赴任した新人教師さくらが、文化祭や商店街の復活に生徒と一緒に奮闘しながら、「目標づくりの方法」を学び成長していく青春ストーリー。
実行力不足を問う前に、実行したくてたまらない目標を! 目標力マップで内に秘めた思いを引き出し組織の目標へと昇華する方法をストーリーを楽しみつつ身につける。
社員が動かない、他人事と嘆く経営者、マネジャー必読。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中学校の新任教師さくらが母校の先生と成り赴任した。
しかし母校は、先生が在学中最大の行事だった文化祭が、教育時間の確保と言う大義名分のもと、すっかり骨抜きとなり盛り上がらないイベントとなっていた。
その現状を憂うのは、さくらだけではなく当時の顧問で、桜の赴任前年に復帰した先生だった。
フレームワークは大切だが、ただ埋めただけでは「総論賛成、各論反対」となるケースが多いことは経験上分かっているが、
何が足りないのか?→目標を共有する事
どうすればいいのか?→達成する事に対して議論する
について、物語を通して学ぶことができる。
大事なのは、それぞれ自分が何をやればよいのかが具体的にわかるような総論にすること。
その為に重要な事、意識することは何かと言う事が、旭山動物園、寄付活動などを例にして書かれている。
Posted by ブクログ
ちょっと小説部分のウェイトが多いかなと思った。
ただ、内容としては、ただ単にSWOTを考えるのではなく、
目標を共有する事、そして、達成する事に対して議論すべきということを学べた気がする。
小説の間に解説が入っていたらもっと読みやすかったかもと思う反面、
企画するにしろ、起業するにしろ、社会人になってから悩む事は多いと思うので、どんな仕事にも順序や目標が必要という事は学べるかもしれない。
全て、答えがついている訳ではなく、個人個人に気づきを与える感じ。