感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
評価は知らなかったけど、表紙とタイトルに惹かれて手にした一冊だ。内容は全く知らない状態で読み進めた。一冊読み切るまでのスピードは真の読書家さんたちに比べると足元にも及ばないくらい遅い私ではあるけれど、まだ読書歴は浅いものの曾て読んだ本に比べると私史上初の読みやすさだった。
正直、話の内容は今ここでは言えないけれど予測はつくし王道でありがちと言ってしまえばそれまでだが、よくあるこういうスタイルの話は私の大好物でもある。まだそんなに人生を謳歌したといえるほどの経験値もないけど、病気ほど人をここまで苦しめるものは無いだろう。
たしかに、何も無い人生なんてつまんないし、たくさんの人と出会って、時には喧嘩もたくさんして、笑って泣いて別れも経験してこそ人生はより美しくなり一皮成長出来るものだと思っている。でも、人との関係を引き裂く何かが、たとえ喧嘩であれ死であれ辛いことなのに悲しまないことなんて出来ないと学んだ。
ここで1つ今から読む人達に注意事項を。
※274ページからの8章はハンカチを用意して電車で見ないことをおすすめします。(ぐちゃぐちゃの不細工な顔を晒す勇気があればどうぞw)
なんか、今回はいつもより感想が長くなったみたい。(笑)こんな私の拙い書評を長々と読んでくれた方々はありがとうございます。
Posted by ブクログ
とっても面白かった!
私、余命とかなんちゃら病とかの本が好きなんですけど、そんな私にぴったりの本でした。
お互いのことを君って読んでるところとかも良いですよ!主人公の友人、塁くんの恋は失恋に終わったけど、それでも良い仕事したよ!塁くん!
本当に夢中になって読んで、いろんな人に読んでもらいたいと思います
Posted by ブクログ
表紙が印象的で購入しました。
内容は「君の膵臓をたべたい」に似ている部分も多かったですが、p249から最後までのテンポがとても良く、涙なしには読めませんでした。
冒頭の描写から表紙のデザインがコンテストに出したものだと思っていましたが、最後まで読むと実際は病院で撮った遺影でもある写真なので、オリジナルの表紙だったんだなとわかりました。
ただ、輝彦と香織は夕暮れ頃に会っていたことがほとんどだったので表紙一つで作品全体の総括ができている気がして、素晴らしいと感じた。
Posted by ブクログ
綾部香織
天文部。花火大会で輝彦に盗撮されたと思い込む。自分をモデルにして写真を撮るようにカメラマンを依頼する。
天野輝彦
写真部。カメラが趣味。学校中に盗撮魔だと吹聴されている。母とふたり暮らし。
有田塁
輝彦の唯一にして無二の友人である幼馴染。
智子
輝彦の母。看護師。
輝彦の父
輝彦が中学一年生の頃に亡くなった。カメラが趣味。妻の病院で患者に依頼され写真を撮っていた。
Posted by ブクログ
最初は写真モデルの女の子とその子のカメラマンの男の子という関係だったけれど、どんどんお互い好きになってしまうのが魅力です。けれど女の子は持病持ちで最後に死んでしまいました。特に心に残ったのは、1番最後男の子が思い出の場所に星を見に行ったシーンです。私は、死んでも見守っているよ大丈夫と言う意味があると考えています!
Posted by ブクログ
キミスイに似ていると思ったが、キミスイは急展開すぎて逆に泣けなかったのでこちらの方が好きかもしれない。
生きている限り色んなことをやろうと思った。
最後のノートで涙が一気に溢れて止まらなかった。
ベガに例えた彼女に語りかける描写が美しかった。
Posted by ブクログ
久々に泣ける純愛モノを読破。暗い男子高校生主人公・輝彦に、積極的な女子高生主人公・香織。香織は難病。キミスイみたいな設定。どんでん返しを期待するも、着実に死別が訪れます。そして彼女の手紙で、まんまと泣かされました。ラストフォトの前に彼女にかけた言葉は、『香織』ですよね。
Posted by ブクログ
中1娘との共読。
人気者のクラスメイトが実は難病だったという王道ストーリー。
読んでいて「君の膵臓が食べたい」を思い出した。少女のやりたいことを、根暗なキミと叶えていく。
骨髄移植が必要なくらいの状態なら、こんなにいろんな場所に行くのは無理かな〜、無菌室から出れないんじゃないかな〜とか考えてしまった。
最後の手紙はよかった。
Posted by ブクログ
ヒロインが病気になる「世界中」「君膵」「桜のような僕の恋人」などなど…
人気者の男の子がおとなしい女の子を振り回すとか逆パターンはあまり聞かない(笑)
ちょっと話が綺麗過ぎる気がしないでもないが、やはり病気ものは心をつかまれてしまう
タイトル通り
読み終わってみれば、本当に一瞬の二人の時間を読んだっていう感覚。
主人公の性格上仕方ないけど、感情を押しころしすぎてちょっとモヤモヤした。