【感想・ネタバレ】P+D BOOKS エイヴォン記のレビュー

あらすじ

懐かしい本と、孫娘がある幸せを噛みしめる。

デイモン・ラニアン『ブッチの子守唄』、ツルゲーネフ『ページンの野』、チェーホフ『少年たち』、トルストイ『ふたりのおじいさん』など、著者の心に残った珠玉の短編を紹介する「読書日記」の体裁をとりつつ、著者夫婦が暮らす「山の上の家」にやってくる孫娘らとの平穏な日々を綴った心温まるエッセイ。
近所に暮らす〈清水さん〉が季節ごとに届けてくれるエイヴォン、バレンシア、ソニアといったバラや水仙、ヒヤシンスなどの花々が、淡々とした日常にさり気ないアクセントを与えている。
『鉛筆印のトレーナー』『さくらんぼジャム』と続く「フーちゃん三部作」の第一弾。

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