【感想・ネタバレ】白土三平伝 カムイ伝の真実のレビュー

あらすじ

白土三平が生涯かけてカムイ伝を描く理由。

2011年に発売された『白土三平伝~カムイ伝の真実』の文庫化。
その作品を高く評価されながら、長い間、世に全く登場しないコミック界の巨人・白戸三平。昨年米寿を迎えたが、いまだその存在や生活は謎に包まれている。この本格的な評伝は15年余りにわたって白土氏に寄り添いながら、直にその仕事ぶりに触れ、「伝説の漫画家」との対話の中から生まれた肉声をふんだんにちりばめた、毛利甚八の貴重な記録でもある。本書を読み、白土三平の真実を知ったときに『カムイ外伝』『カムイ伝』をいま一度読み直したい気持ちになる1冊である。(敬称略)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

白土ファンなら必携の一冊

先日、白土三平氏そして実弟で第二部を担当した岡本鉄二氏が相次いで逝去された。日本の高度成長期に日本の身分社会、封建制度での権力に対抗する力なき者達(小作人、非人など)の戦う姿とその行方を描いた「カムイ伝」を世に送り出した稀有の作家。その彼と彼の弟で同じく漫画家で外伝及び第二部を担当した岡本鉄二たちの事が詳細に書かれている。

#感動する #深い #タメになる

0
2022年02月05日

「ノンフィクション」ランキング