あらすじ
「いいから、俺に世話を焼かせろ」記憶を失い、日本の男子高校生だった前世の記憶だけが少し残っているレイ。そんな彼を救ってくれたのは屈強な竜人の戦士アーロンだった。山小屋で、建前上は彼の「嫁」として、狩りをしたり、チーズを作ったり、ひなたぼっこをしたりして一緒に暮らすうちに彼のことが大好きになってしまうレイ。竜人は知恵と力に溢れた最強の種族。そもそもレイとは種族が違うし、彼の本物の「嫁」でもないのに…。一方、アーロンもレイへの恋心を止められず…!
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バランスよし
記憶をなくした上になんとなく訳ありそうなレイに対して、アーロンはじめ、村人みんなが優しくてほのぼのとした素敵なお話から始まります。
やがて核となる逆鱗の話へと繋がっていくのですが、ほのぼのからハラハラへ、ハラハラから甘々へ、とバランスよく流れていきます。
もう一つの逆鱗が出てこなかったので、続編があるのかなぁ。
竜人とのスローライフ満喫
田舎住まいの竜人×記憶喪失の青年
竜人は人間にもなれますが、基本は表紙の姿です。
人が周りで沢山死んでいる、その中で意識が戻った青年。今までの記憶を無くして混乱しているところに現れたのが攻めの竜人アーロン。彼に助けられ、一緒に暮らしていくことになります。
作者あとがきにもありましたが、マジで田舎のスローライフ。狩りの描写やチーズ作りの描写が詳しかったり、薪を割ったり五右衛門風呂?に入り…
甲斐甲斐しくお世話をしてくれる強いアーロン。
細くていい匂いがして素直で可愛いレイ。
楽しい同居の日々を重ねるうちに、お互いはっきりと恋心を自覚するのでした。めちゃくちゃ甘々な日々を送ります。
最後にちょろっと敵が出てきますがすぐ終わります。
しかし記憶喪失でしゃっくりや男の生理反応も忘れちゃうってのはちょっとわざとらしいかもと思ったり。
あと前世の記憶エピソードは要らなかったのでは?と思いました。