あらすじ
WEB発の人気小説がコミックスで書籍化!
姓名と風貌から、「野人」と呼ばれている野崎人志は、ひょんなことから異世界に転生させられる。
やる気のない神様から雑に説明を受け、いよいよ異世界生活が始まると思ったら、全裸で森にひとりきり。
周囲は危険なモンスターばかり、魔法もなければチートもない状態で、頼れるものは己のサバイバル知識と空手のみ……!
ゴブリンの群れや凶暴なホブゴブリン、私利私欲と悪意にまみれた現地の村人たちを、
その身ひとつでぶっ倒せ!
ハードモードな異世界生活、ここに開幕!!
感情タグBEST3
面白い
リアルな異世界転生もので面白いです!楽しく異世界転生したい!という方にはおすすめできませんが、武術が好き、考えるのが好き、知識が好きな方にはおすすめできます。国の成り立ちや主人公の葛藤など、ひとつひとつが細かく考えられていて、こちらも考えさせられます。
リアル
人物の動きにかなりこだわっていて、戦闘の緊張感でハラハラします。
あと女性の肉の感じとか、筋肉の描きかたの細かい造形がリアルでめちゃくちゃ大好物です!
異世界の森に転生させられた主人公が危険なモンスターがいる中でサバイバルしたり、現地の村人たちに殺されそうになったりと次々と困難が襲いドキドキハラハラしました。
野人転生
よくある転生のストーリーだが、チートなスキルとかが付与されていない人物が
主人公で、裸一貫で異世界を生き延びなければならない。最初はサバイバルのお話かと思ったが、村人の娘さんを危険な状態から助け出して旅に出るようで、お話は大きく変化していくみたいだ。今後が面白そう。
こう来たか
これまた新しい、リアル原始生活の転生もの。
絵は正直ヘタというか、簡易的なものだが、味はある。
内容はサバイバルの為の知識を語るというもので、さいとう・たかをの「サバイバル」や森恒二の「創世のタイガ」などに通じるものがあるかな。
ただ、1巻の巻末で後から理由付けをしているけど、やっぱりいきなり生水飲むのはどうかね?
少なくとも劇中で水を飲んだ時点ではすぐに飲まないと死ぬというレベルでは無かったし、「生水が大丈夫か?」という描写もなかった。
すぐ死ぬレベルでないなら、飲んで病気になったり、食中毒で動けなくなるリスクの方がずっと高い訳で、どうも「後で気が付いて言い訳的に巻末でフォローした」感がある。
もし本当にそうなら、残念なレベル。
惜しい作品
空手バカが異世界で奮闘する物語で、サバイバルや戦闘の描写にリアリティが有って良い。
残念なのがレベルやスキルという良くある退屈な設定で本人の空手道に不純物が混じる点。
これにより展開もダレているし空手もどこか借り物のように感じられ興ざめ。