あらすじ
何を学べばいいのか、
どこにいけばいいのか、
転職か副業か、独立か成長か、自分をどう活かせばいいのか。
何を頼りにするべきか、
迷っている人も多いだろう。
こんな時代に、自分の道を切り拓くための道具がある。
それは分厚いキャリアガイド本でもなければ、海外の大学で取得するMBAでもない。
仮想通貨も、最先端のAIも、5Gも関係ない。
ぼくやあなたが今まさに使っている「言葉」だ。
誰でも簡単に意識せずに日常的に使っている「言葉」こそが、
あなたの価値を明確にし、あなたの願いを叶え、あなたを成長させるたった一つの、
そして最強の武器だ。
今最も注目を浴びる経営者・クリエイターの三浦氏による
スキルとしての「言葉」の本。
「想いや考えを伝える」「人を動かす」「自分の道を切り開く・やる気を出す」
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
言語化が大の苦手だと漠然と思ってて、snsで知った言語化の本2冊目!
印象に残った内容を以下にまとめる。
⚪︎言語化のプロセス
①自分のスタンスを決める
②現象の本質をつかむ
③自分の感情を見つめる
④言葉を整える
現象について話すことは、誰が話しても基本的に一緒。
自分のスタンスから生まれた感情にこそ「自分らしさ」「オリジナリティ」のある言葉になる。
⚪︎言葉の因数分解
言語化の技術として、「言葉の因数分解」がある。
例えば「仕事が上手くいかない」→その思考を紐解いて、言語化しいく作業。
人は自分の事を、以外と分かっていない。思考する事は大変で手間なので、ありきたりな、「面白い」「頑張っている」等の間違いではないが、正確ではない言葉で思考が止まっている。
悩んでいる状況は、思考が止まっている(澱んでいる)状況なので、行動できない。そんな時こそ、深く息を吸って、深く考える。
⚪︎「間違いを変える」のではなく「正しさで変える」
職場の同僚の仕事の仕方、家族の生活の中での行動に至らない所があった場合。間違いを正すのではなく、自分の正しい仕事、行動でもって上書きをしていく。
この本を読んで改めて思ったことは、まずは自分の人生の目的、幸せとは何かや、仕事について、思考していきたい。「マインドツリー」等も活用していきたいと思った。
Posted by ブクログ
感想
① 人生と行動の指針
未来像の言語化:人生を変えるには、目指す未来像を言葉にすることがすべての出発点になる。
「Why」の重要性:What(何をするか)・How(どうやるか)以上に、「Why(なぜやるのか)」という目的が行動の核となる。
美と感動の探求:数学・文学・技術の本質にあるのは「美と感動」である。
刻(とき)を待つ姿勢:「止まっている時計は日に2度合う(秋元康)」。焦らずとも、答え合わせはまだ先にある。
② 私の軸(価値観とやりたいこと)
【価値観】「誠実な情熱と、静かな調和」
本気で打ち込む熱量と人への誠実さを持ちながら、心穏やかに自分を深める時間を大切にする。
【やりたいこと】
情熱を注いで誰かに頼られる自分になり、豊かな自然と学びの中で心を満たすこと。
③ 他者を動かす「言葉と交渉」の技術
目的とプロセスの定義:目的を明確にし、具体策を示す。主語を「私たち(We)」にする:「一緒に頑張ろう」と語り、巻き込む。
言葉の立ち位置:「提案」ではなく「アイデア・企画」と呼び、対等な主導権を保つ。
交渉の神髄:「私とあなたが本当に欲しいものは何か」を考え、自分の利益の裏にある「相手の利益(Win-Win)」を提示する。
④ 問い直し
マザー・テレサの教え:自分にとっての「幸せの定義」を持つこと。
Posted by ブクログ
あらすじ
「言いたいことはあるのに言葉に詰まる」「自分の考えをうまく説明できず、誤解されてしまう」という悩みを抱える人に向けて、思考や感情を明快に言葉へと変換する技術を体系化した一冊。著者は、言葉にできない真の原因は語彙力やセンスの欠如ではなく、「頭の中にある曖昧な感情や思考を、解像度高く分解して構造化する『型』を知らないこと」にあると喝破する。思考を言語化するためのステップとして「感情にラベルを貼って客観視する」「『なぜそう思うのか』を問いかけて深掘りする」「事実と感情を明確に切り分ける」「誰にでも情景が浮かぶ具体的な比喩や数字に変換する」などの実践的な技法を提示。感覚頼みの表現を排し、誰もが自分の意志を正確に伝え、現実を動かす力を手に入れるための再現性の高い言語化メソッドを明快に解説する。
所感・深掘り
「言語化力を磨くとは気の利いた言い回しを覚えることではなく、脳のメモリを浪費させる『漠然としたモヤモヤ』を先回りして言語へと昇華させる『思考の外化と整理の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の内省と意思疎通のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『頭の中で分かっているから大丈夫だ』と言語化を怠る姿勢そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。思考や感情を曖昧なまま頭の中に滞留させておくと、思考のメモリは整理のつかない感情の澱(おり)で圧迫され、本質的な判断力や行動力は完全に麻痺してしまう。「自分はいま何を感じ、何を問題視しているのか」を客観的な言葉として紙の上に外化すること。内面のノイズを物理的に削ぎ落とし、思考の輪郭を確定させることこそが、精神的な消耗を防ぎ抜く極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、曖昧な指示や感覚論を排し、誰もが理解できる解像度の高い言葉を手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーが「いい感じにやってくれ」「気合いで乗り越えろ」と抽象的な言葉で現場を動かそうとすれば、現場には忖度と手戻りが蔓延し、メンバーは「意図を推し量る」という不毛な推測コストで自発的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが私心を捨て、目的や評価基準を研ぎ澄まされた言葉で言語化し、迷いなく動ける安心感の土台を先回りして差し出すこと。リーダーがブレない言葉の道標を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して自らの役割に没頭でき、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
感覚頼みの表現や頭の中の堂々巡りを捨て、言語化力の型で日々の迷いを削ぎ落とし、明確に定義された言葉の羅針盤を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々のコミュニケーションや自己表現に苦手意識を抱えているビジネスパーソンはもちろん、意思疎通と思考整理の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな理解と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に手元に置いて立ち返るべき表現技術の教科書だ。