【感想・ネタバレ】カルト宗教やめました。のレビュー

あらすじ

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幼いころに母親がエホバの証人に入信したため、2世として25年間エホバの証人の教えを信じてきたたもさん。
ひとり息子の病をきっかけに、エホバの証人を脱会することとなったのですが、もちろん一筋縄ではいかず…。
母との確執、一般の人との距離感、慣れない一般の人たちのルール…実際に信仰を捨てたら、こんなことが起きました!
『カルト宗教信じてました。』待望の第2弾!!

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ネタバレ 購入済み

信じてました、に引き続き

カルト宗教信じてました。に続いて購入です。たもさんは、子育てを契機にもう脱退する意思を貫いていますが、やはり元二世なので、入信している方の気持ちも分かります。一度脱退して戻った方に対しても、色んな人がいると受け止められるのは、やはりもともと経験があるからこそだと思います。エホバは性犯罪が明るみに出ても、それは組織が不完全だからと開き直れるのは、ある意味生命力の現れかと思いますが、自分はそこまでして自分の信仰する宗教を認められないかと思います。自分もとある宗教の信仰者として、信じて守っていきたいと思います。エホバは自分の中ではけじめのない団体と言う風に映りますが、彼らがそれでも前に進みたいと言うなら、止める理由もないし、関わる必要もないので、自分は自分の宗教を大切にしたいです。他の著でも同様ですが、宗教は人生なので、家族関係をなかなか無視は出来ないかと思います。お母さんがお線香を否定した場面では、なかなかこの家族は一致団結出来ないし、ハッピーエンドにならないなと思いましたが、やはりちはるちゃんの存在が大きいのでしょう。家族の気持ちの変化と共に宗教の付き合い方を柔軟に続けていかなければいけないので、たもさんは今後も大変そうだなと思いますが、本は売れたし、旦那さんの前では抑圧する気持ちもないし、彼女なりに気持ちの整頓は出来ているようだし、幸せな方だなと思いました。またネタがたまったら、続編期待しています!

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2020年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「カルト宗教信じてました」の続編。
子供の頃から親に洗脳され、カルト宗教を本気で信じていた著者が 我が子の病を経験し、自分が今まで何十年間も信じてきたものは全て嘘だったのだと悟る。
無事洗脳から脱するも奉仕に出る夢を見たり、再び勧誘してくる電話がかかってきたり…根強く残存するカルト宗教のトラウマ。
今まで宗教について詳しく考えたことがなかったので、本当にこんな世界があるのか…と衝撃の連続だった。
部活禁止だとか、10代の恋愛禁止だとか、進学禁止だとか…青春時代を棒に打ってしまいかねない規律がたくさんあることに驚き。
信じる心って大事だけれど、距離感や客観性も同時に大切なものだと思った。

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作の続編。
なんでかな、私はこちら(2作目)のほうが
とても好きだと思った。
たもさんに、とても親近感を感じるし、
しっかり生きててステキな人。友達になりたいぐらい。

中学、高校、大学、就職、当たり前に経験して身に付くはずのことが、わからない。。。。
トラウマのように夢に出てくる過去の光景。
角で活動してる信者たち、届くパンフレット、
なんで逃げ隠れしないといけないのか、
と、思いつつ、ドキドキする。
人間関係の距離感がわからない。
お葬式のお作法もわからない。
宗教やってた子、って会話も耳に入る。
もしかしたら、どこかで差別を受けたりしてるかもしれないんだよなって思った。
親の老後も心配だよね。。。

でも、たもさんは、悩みながらもしっかり生きてる。カンちゃんもちはる君もいる。良かった。。。
あとがきに、自分は教祖にはならない、と
書かれていて、その理由の部分が、辛かった。
世の中にたくさんいるであろう宗教2世。
やっとやめても、そのあとにも影響は続いているんだなと知った。
どうか、みんなが心穏やかに安心して自由に暮らせるように、もう誰にも傷つけられないようにと願ってやみません。

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2023年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続編。格段に絵がうまくなってる。さすが2作目。たもさん達家族がそれほど苦しまずに生活できてるようで安心した。やっぱ夫・カンちゃんと相談し合えてるからだろうな。お金を貯めなきゃ、というのはなるほどと思った。エホバにも献金的なものはあるだろうし、そもそも楽園にお金は持っていけないんだもんな。つーか、お金がなくても幸せなのが楽園なんだもんな。しかし、楽園ってなんだよ、と思う。どういう世界をイメージしてるんだろうな。信者さん達は。

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2023年07月28日

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