名称未設定さんのレビュー一覧
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信じてました、に引き続き
カルト宗教信じてました。に続いて購入です。たもさんは、子育てを契機にもう脱退する意思を貫いていますが、やはり元二世なので、入信している方の気持ちも分かります。一度脱退して戻った方に対しても、色んな人がいると受け止められるのは、やはりもともと経験があるからこそだと思います。エホバは性犯罪が明るみに出ても、それは組織が不完全だからと開き直れるのは、ある意味生命力の現れかと思いますが、自分はそこまでして自分の信仰する宗教を認められないかと思います。自分もとある宗教の信仰者として、信じて守っていきたいと思います。エホバは自分の中ではけじめのない団体と言う風に映りますが、彼らがそれでも前に進みたいと言う...続きを読む
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ブラック企業と仕組みが類似
自分も、とある宗教団体の2世です。ブラック企業に勤務しておりましたが、悪質な宗教団体と脆弱な企業の共通点を見出だす作品に思えます。NOと言えない、自分達のやってはいけないことは隠し、信仰を継続する。交際に付き添う…など。たっちゃんとかんちゃんはその中でもよく幸せを獲得したと思います。かんちゃんの俗っぽいと言うも姿勢も頼もしいですね。浸礼は、自分も小さい頃滝に打たれる修行を経験したので、重なりましたが、たっちゃんのお母さんのように成人してからとなると、可哀想な洗脳に映ってしまいます。自分はエホバのようにあからさまな怪しい儀式は少なかったのですが、どちらにしてもある程度小さい頃に経験しておいて、後...続きを読む
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ほっこりしました
Episode1
男性心理の描写が良かったです。宇宙愛って上手い言葉だと思います。
Episode2
自分も、小さい頃、一般的な地域の神社の儀式には参加出来ませんでしたので、当時の閉鎖感を思い出しましたが、今は自分の家柄を貫いたと考えています。また、子供に発熱がある時に宗教への信念と母親の責任感は同居出来ないものかと思いました。実体験としては、夜中に謎の発作が襲った時に、枕元に母がお札を置いてくれたことがありましたが、母の愛情と祈りが一緒になっていたせいか、安心した記憶があります。
Episode5
藤野さんの父と母の信仰をとりまく生活は、自分の実体験や親戚の見解を思...続きを読む -
共感しています
自分も小さい頃、とある宗教団体のセミナーなどに参加していました。しまださんと同じように、こうすると親が機嫌良くなってくれるとか、色々折り合いをつけて、無駄に感じる時間をやり過ごしていました。いまこの文章でも、少しでも神様を否定すると祟りがあると言う怯えが生じますが、世間でこう言う、難解な心持ちを表現する出版の自由があることも事実です。自分も家族を巻き込む信仰なので、宗教から派生して、家庭のあり方を考える糸口にもなるので、ダークサイド編はショックでしたが、宗教は自分の家柄を客観的に見る一つの方法にもなると思います。やり過ぎは禁物ですが、お母さんのぶれない姿勢も時には必要です。金銭や家庭にだらしな...続きを読む