あらすじ
もちろん検索はしているし、むしろ検索は上手いほうだと思うけれども、最初から検索することはあまりないように思う。まずはぼんやりと妄想しながら手を動かすところから始めて、やがてあれこれと単語を書き出し、さらに連想を広げて、一見無関係に思われるものを線でつなぎ、また妄想に戻る。自分で書いたもの、描いたもの、ときにはそれを声に出したものに影響されて、それまで考えてもいなかったことが浮かび上がってくる。そうしてようやく僕は検索を始める。(本文より)例えば、「台風一過」と聞いて、一瞬、「台風一家」を想像する人は多いけれど、「台風一家」の家族構成を考え、家族の会話を考え、台風一家ならではの悩みはないだろうかと考えてみる。パソコンの前にしがみつくより、“頭の中で遊ぶ癖”を身に着けよう! 元NHK「中の人」で、作家として活躍中のユルいクリエーターが、発想のヒントを大公開。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ハウツー本に近いものとして変に期待はしていなかったが
語義通りの「○○ワールド」のようなスタイルが思考の枠組みで構築されているのを詳らかに説明されており
どれほど参考に出来るかは別としても、筆者名はどこかで聞いたような感覚でいたため一読した甲斐があった。
Posted by ブクログ
著者(浅生鴨さん)の頭の中でいつもやっているという妄想術が、自分も日ごろから癖でやっていたものにとても近く、読みやすく、頭の整理に繋がりました。くだらないことの大切さについて改めて実感できた気がします。
Posted by ブクログ
<どんな本?一言で紹介>
「いつもおかしなことを考えていたら、それが仕事になっていた」。
ビジネスとクリエイティブをうまくつなげる「世界観」の作り方がわかる本。
<どんな人におすすめ?>
「世界観」を作るヒントがほしい人。
読書・筋トレ・ブログ等が続かない人。
また3日坊主で終わってしまった人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
「世界観」とは、知性と感性を融合させた“ビジネススキル"。
・妄想は広がり奥行きある情報得る方法
・検索前に妄想。検索で妄想は見つからない
・駄洒落言葉遊び=仮想→その先の虚構物語
・妄想しすぎれば妄想が癖になる
・調べると好奇心強くなる
・ 知識で連想作る
・評価求めると笑われ叱られバカにされ妄想死ぬ
・妄想=夢中
・9枡。3分か5分で。無理な連想=出会えない自分。25枡
・縦横斜読み。頭語見つかる
・対偶より逆や裏が面白い
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
3.文脈をつくり、情報表現を適正化する
<感想>
とても共感する。そんなことを仕事にしたい。