【感想・ネタバレ】お江戸やすらぎ飯のレビュー

あらすじ

幼き頃に江戸の大火で両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保には特殊な力があった。体の不調を当て、症状に効く食材を見出すのだ。やがて佐保は病人を救う料理人を目指す。美味しくて体にいいグルメ時代小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

また気になるシリーズとの出会いだ。

火事で両親とはぐれ迷子になった佐保。同じ頃妻に先立たれ一人息子を男で一つで育てる吉原遊廓の主人、山三郎に育てられる。その息子颯太と子供時代は兄弟のように仲がよく付かず離れずよく遊んだ。
しかし青年になった颯太は遊郭の跡取り息子、女衆は商品だと教えられ、距離を取るようになっていた。
だが本心は。

佐保は記憶の底で、薬草を育てていた両親の記憶があり、具合の悪い人には、何か良くなるような料理を食べさせたいと思ってしまう癖がある。

漢方養生の勉強を重ねた作家のチャレンジ精神溢れる面白いシリーズ。

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2020年08月01日

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