【感想・ネタバレ】天正十年夏ノ記のレビュー

あらすじ

天正年間――信長は天下統一をめざし、将軍・義昭、武田信玄、上杉謙信、顕如上人らとの戦いに、勝利を続ける。天皇を凌ぐ神の座に就こうとする征服者との交渉役をつとめた正親町(おおぎまち)天皇の秘書官・勧修寺晴豊。この青年貴族の目を通して、未曾有の動乱期をしたたかに生き抜いた天皇と公家たちを描く、渾身の歴史小説。信長上洛! 青年公家が見続けた征服者の貌(かお)。

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Posted by ブクログ

信長の上洛から本能寺のあいだを、公家であり武家伝奏の勧修寺家を中心として描く。当時貧乏だった公家たちの、涙ぐましい生活がおもしろいです。また、朝廷に仕える勧修寺晴豊と信長に仕える村井貞勝の奇妙な友情関係もよかったです。

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2009年10月04日

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