【感想・ネタバレ】まったく、青くないのレビュー

あらすじ

YouTuber絶賛!新世代小説家、爆誕。

第20回小学館文庫小説賞受賞作。
文学YouTuberベルさん、セゴリータ三世さんら、人気YouTuberもその才能に嫉妬する、新世代の小説家が2020年、爆誕!

天性の歌声を持つギンマと、彼の才能を信じて集まった、同じ大学に通うサミン、ランジ、ハルの4人は、東京の端に建つシェアハウスで共に暮らし始める。男女4人の関係は、美しい均衡を保っているかに思えたが、実はそれぞれが人には決して言えない秘密を抱えていた。差出人不明の白い封筒が、鈍い音を立てて「青春」をゆがませていく。ときに相手を傷つけ、ときに傷つけられ、4人がそれぞれに選んだ道とは――。
犯されたくなかった自分だけの居場所、ぶつけどころのない孤独、信じていたものに裏切られる絶望、抗いがたい嫉妬心、目をそらすことのできない淡い恋心。
青い春とは、いったいなんなのか? 24歳の若き才能が叫ぶように描いた、生々しさが心を貫くリアルな青春小説!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何とも言えない、この人間関係やそれぞれの抱えているものや出来事が人それぞれあったり、依存したりすることが誰しもある。そして、始まったときには、終り始め、そして忘れていく、、
感想どう書けばいいかわかんないや笑

ランジの過去には共感したし、兄の言葉も刺さったなー、サミンの過去には、ものすごく読んでて良かった。ハルの秘密はそんな驚かなったなー、わりとそのままのハルが出ていたから。ギンマの甘えや逃げには、そこまで自分は逃げてはないが、少なからず、自分自身もある部分だと思った。

世の中でもこの人たちのような、人生を歩んでる人は少なからずいるんだろうなと思った。

最後の解説には、驚いた。そんなことあるんだなと。誰かが何かを起こそうとする際、多くの人は根拠もなく無理だと決めつけるものだ。という言葉に確かにそうだと思った。自分はギンマのように、作者さんのように、やりたいことに向かって全力で歩くことができていない。そして、自分も無理だと決めてしまいがちだ。けれど、全力で何か頑張れるようなことを見つけれたら、頑張って無理してでも全力を尽くしてみたいな、

by大学四年生


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2021年05月17日

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