【感想・ネタバレ】子ども虐待という第四の発達障害のレビュー

あらすじ

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虐待された子どもたちは心だけでなく、脳の発達にも障害が生じる。そして自閉症などと極めて似た症状や問題行動に苦しむ。子ども虐待と発達障害という今日明らかになり始めた問題について第一人者の著者が臨床事例から明らかにする。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幼児期に保護者から度重なる虐待を受けた場合、子どもの脳に影響が出ると聞いていた。なぜ、どのような影響が出るのか、また、その影響を軽減する、もしくは再生するにはどうしたらよいのかを知りたくて読んだ。

臨床医が書いただけあって説得力がある。事例とデータとで説明もわかりやすい。なるほど、あれはそういう意味だったのかと何度頷いたか知れない。

大人も子供も「自己実現」が中心になったがために、もっとも支援を必要としている幼子が邪魔になる世の中になった、との筆者の指摘には深く納得する。

幼児虐待の負債は計り知れない。
一刻も早く、手を打たねばなるまい。

0
2013年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子ども虐待の治療は解離性障害の治療と言ってもいいほど。
現在の児童養護施設に暮らす子どもたちは昭和30年代を生きているよう。家庭に恵まれず保護された、心に深い傷を負う子どもたちへのこのような扱いは、国家レベルのネグレクトではないか。

まぁ、なんせ最初から最後までgkbrでしたわ。

0
2012年09月24日

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