あらすじ
【ダリアコミックス「レムナント-獣人オメガバース-」外伝小説完結!!】触れてほしいのは、発情のせいだけじゃない――。貴族のハーレムにオメガを派遣する、ミュラー家に生まれたジルは、落ちこぼれとして幼なじみの獣人貴族・アルバートのもとに嫁ぐことが決まっていた。しかしある時、突然現れた国一番の獣人貴族、ジークフリード家の三男・ディエゴがジルを預かりたいと申し出る。意思に関係なく派遣されることが決まり境遇を悲観するジルだったが、思いがけず真摯に向き合おうとしてくれるディエゴの優しさに、一緒に過ごす時間を心待ちにするようになる。そして、共に訪れた町の小さな宿屋でジルは初めての発情期を迎えてしまい――。しかし、ディエゴの兄・トネリアはふたりの関係をよく思っておらず…。 羽純ハナ先生のイラスト・漫画も収録!【限定配布されたショートストーリーが付いた電子限定版♪】
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ハッピーエンド
幼さが残り、自由に生きられないことを受け入れられないジルと貴族だからこその世間知らずだけど優しいディエゴが少しずつ想い合っていく話でした。
運命の番ではないから、ゆっくりと変化していく2人の様子が良かったです。
Posted by ブクログ
上下巻、最後まで一気に読めた。
互いの気持ちを認め合い、一緒に生きていこうと一生懸命なディエゴとジル。アルバートは可哀想だけど、ふたりはきちんとアルバートと向き合おうとしていたのでNTRのような不快感はなかった。
原作で二人のことは分かっているが、末長く幸せになって欲しい。
アルバートにも。
Posted by ブクログ
お互い恋を知らないからこそ遠回りするけれど、だからこそ通じあう想いが美しいですね
ジルが本当の自由の意味を学び
ディエゴと本当の愛を知る
オメガの自由な姿がその先の子どもたちに受け継がれたのねぇ。
本作を読んでなくても大丈夫
本作の漫画を読んだことは無いのですが
大丈夫でした。
最初は、受けがオメガとして
悲観しつつも
我が身の事を考え卑怯な感じがして
好感が持てませんでしたが
後半は、その部分とも
しっかり向き合ってたので
スッキリしました。
とにかくディエゴは終始
優しく懐深い男前でした。
Posted by ブクログ
ディエゴがジルのことをとにかく大切にしたい。と思っているのはよく分かるのに、張本人のジルには伝わらない。そんな状況が悲しくなる。ジルが自分のことを大切にしていないからだと思うから。それでもどんどんお互いに惹かれ合う2人は、見ていて楽しかった。気持ちがちゃんと通じ合えば、ずっと幸せにくらしていく家族になりそう。