あらすじ
【公家の侍にして、京に秘められた武技を使い名刀を守る《刀守り》の時代活劇、第三弾!】貧乏公家の日野西に仕える公家侍の天野守武は、日野西家に代々伝わる宝刀『粟田口久国』を守る《刀守り》の役目も仰せつかっていた――。食い扶持のため内職を探しに出かけた守武と薫子は、途中立ち寄った茶屋でひったくりを目撃。守武が犯人を捕まえたことで事なきを得るも、その際に持っていた包みと盗まれた包みがすり替わってしまう。そのことに気付かずに持ち帰った荷を開けると、なんと幕府によって禁じられた春画が大量に出てきて⁉ そのほか、公家の盗賊・袴垂を気取る若殿と父親の確執を描いた「袴垂」、武士の誇り・刀の鐔をめぐる奇怪な事件簿「黄泉送りの鐔」、高級釘隠しの巡り合わせ「夢の名残」、かつて守武が命を助けた姫君の願いとは…「貴船川の姫君」を収録。
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徳川中期の京都侍
徳川中期の京都侍という珍しいテーマを取り上げているせいか、作中で紹介される様々なトピックス 有職故実だけでも随分と面白い。姫様がギャグっぽい役割を果たしているが、過度にふざけたりもせず適度なところでとどまっているところもよい。ただこのまま巻を重ねてゆくとマンネリ気味になる。そこのところをどうするのだろうか?
絵柄も相変わらずしっかりしている。