【感想・ネタバレ】東海道をゆく 十時半睡事件帖のレビュー

あらすじ

著者の死生観が結晶した終わりなき旅路。人気シリーズ最終作!
「生きる者は生き、死ぬ者は死ぬ」。福岡藩江戸屋敷総目付を務める名物老人・十時半睡(とときはんすい)は、重病の息子弥七郎(やしちろう)を見舞うため、国許(くにもと)への旅に出る。息子の天運を信じる半睡は、あえて陸路・東海道を悠々と旅してゆくのだが、道中には様々な事件が巻き起こる。惜しくも著者の絶筆となった人気シリーズ最終作。

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Posted by ブクログ

紀行文のようなタイトルですが、十時半睡ものの最終巻というか絶筆なのかな?このシリーズは鬼平と並ぶ歴史モノの佳作。

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2013年04月09日

Posted by ブクログ

江戸で江戸総目付けの仕事をしていた半睡だが、福岡で息子が病に倒れ、なかなか起き上がれないほどだと連絡が来た。江戸家老は半睡に一度帰郷をしては?と持ちかける。

供の者を連れて東海道を徒歩で行くことに。

様々な、事件、景勝地、などを経て、半睡の仕事を離れた人となりが見えてくる。

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2018年12月12日

Posted by ブクログ

読み返してみて、作者の体調不良が本に現れている。主人公の十時半睡の突然の眩暈もそうだろうし、子息の病気もそうだろう。
シリーズが作者の死亡で途中のまま終わってしまって、本当に残念。
池波正太郎の「剣客商売」も、主人公が突然の眩暈そして作者の死亡で終了・・・あの作家も大丈夫だろうか?

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2013年02月09日

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