あらすじ
探検家の脳内はこんなにも面白かった!
BE-PALの大人気連載がついに単行本に! 日本を代表する探検家が、日々の生活で悩み、迷い、そして突き進む理由が濃密に描かれています。
極北を旅し、極夜を彷徨い、夫婦の軋轢に悩み。半径1メートルの世界観と、極北の数千キロの世界観。両方を知る探検家だからこその面白味がギュギュッと凝縮しています。
人生に悩んだとき、仕事に疲れたとき、なにかを思いきって突破したいとき、気持ちを前向きにしている金言がそこかしこに!
「旅をしたときに自由だと感じられるのは、『判断』と『成り行き』の連動作業を体験できるからだ」
年齢も性別も、世代も時空も超えて、自分なりの探検に出てみませんか!
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Posted by ブクログ
相変わらず角幡さんの文章はおもしろい。
エベレストには登らない。
なーんも考えないでただ流されてるまま生きちゃってる
私にはなかなか言えないわー。
ついつい主流に乗りたくなるんだよなー。
冒険には全く援助を受けてない、というのにそうなのかあっとびっくり。
てっきりいろいろバックがついてるのかと。
本当に自分がやりたいことをやってるだけなんだなー、
日本人には単独で動く冒険家が多い、というのが面白かった。
自然を征服しようとする文化と自然と一体化しようとする文化と。
どっちがいい、というわけじゃないんだろうが、文化的違いというものがてき面その行動に現れる、というのが面白いと思う。