【感想・ネタバレ】エイラと外つ国の王 6のレビュー

あらすじ

ヴィゼスト国での一件により、ブラウソンの血を吸血したアロルドは治療のためゲハイムニースへと旅立つ。一方、ヴィゼスト国でのアロルドの発言を知ったデシーリアたちはアロルドへの不信感を募らせる。そんな中、レナルト王から衝撃の事実が明かされて!?

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ロートフェルゼからゴルトフルーエに申し込まれた縁談で、ロートフェルゼの次期国王である王子・アロルドへ嫁ぐことになった王女・エイラ。エイラの双子の兄であるエリアスは、ロートフェルゼにまつわる不気味な噂を口にして反対しますが、この縁談はゴルトフルーエにとって、もともとは北の小国でありながら破竹の勢いで隣接する国々へ領土を拡大しているロートフェルゼとの戦争を終わらせ、自国の王女がいずれ女王になるという願ってもない話であり、アロルドの肖像画を見たエイラは、わずかな希望だけを持って、王家の姫に生まれた身として嫁ぐ決意を固めます。一方、エイラの肖像画を見たアロルドは「まだ普通の人」だけど「仲間になってもらわなければならない」、そして「かわいそうに」と口にしながら体調がよくない様子を見せるのですが、何か秘密があるようで…と始まる本作。
密かに吸血鬼が治める国とは知らずにロートフェルゼへ輿入れしたエイラと、吸血鬼でありながら一族の在り様に疑問を持ち、かつ一族に言えない秘密を持つアロルド。そんなエイラとアロルドが共に生きる道を見つけられるのか…というラブストーリー的な側面だけでなく、登場するいろいろな国や人々の思惑が絡み合ってストーリーもどんどん複雑になっていくという、新刊が出るたびに1巻から読み返したくなるファンタジーマンガです。吸血鬼の設定にもオリジナリティがあって非常におもしろいので、吸血鬼が出てくるマンガをつい読んでしまう人にはぜひ読んでいただきたい!

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Posted by ブクログ

デシーリアの過去、結構波乱万丈だけど、その気質ゆえもあるな。気持ちは分かるけど、愛されないキャラだな…それが不憫。レナルトは適応力高くて穏やかだな。王に心動かされても、やっぱり流浪の生活は辛かったんだ…切ないな。
流浪の吸血鬼が乗っ取ったにしては、この国あまくやってきたのすごいな。この作品の吸血鬼って設定がよくわからないな…共通な描写もあるけど、独自設定もあるから、なんかすっきりしない。というかこれの人種描写があんまり好みじゃないかも。

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2024年11月27日

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