あらすじ
7万部突破『自己肯定感の教科書』の著者が教える自己肯定感を高める実践版!
自己肯定感が高い人の人生は幸福であるといいます。
仕事でも恋愛でも人生でも、チャレンジでき、良い人間関係を築けるには、
「何があっても大丈夫」と思える自己肯定感の高さが重要なのです。
ところが、心理カウンセラー・中島輝さんによると、「自己肯定感を高めよう! そう思った方は要注意」と言います。
なぜなら無理に高めようとすればするほど、潜在意識が反発して「自己肯定感なんて高まらない!」と思ってしまうから。
では、どうしたらいいのか??
そのヒントが「高める」ではなく「高まる」
自分で高めようとしなくていい。自分以外の力で高めていくのがポイントです。
そして、そのためにいちばん効果的かつ簡単な方法が、「書く」ことなのです。
なぜ書くことが効果的か。
それは書き出す(自己表出)、文字にする(可視可)、目で確認する(記憶)ことが脳や潜在意識に働きかけるからです。
他の作業に比べて書くことは、脳に与える影響が圧倒的に違うと言います。
手書きをすることで、脳が何カ所も刺激を受け「これは重要な情報だ」と認識するのです。
また、書かれた言葉を目にすることでメタ認知や報酬系が働き、脳が本気モードに変わるのです。
さらに脳科学では、言葉にすることで無意識をコントロールすることができるといいます。
本書では、その効能を最大限に引き出す3ステップで書き方を紹介。
脳の性質を利用して、書くことで自己肯定感を高めていくのが本書の趣旨です。
毎日書くことで、無意識に働きかけ、低かった自己肯定感を書き換えていきます。
※巻末付録のPDFがSBクリエイティブの書籍紹介サイトでダウンロード可能です。
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Posted by ブクログ
2020/04/18
【感想】
とても面白かった
いろんな本に書いてあることをうまくきれいにまとめられていてわかりやすかった
響いたところを実践していこうと思う
ひと口に自己肯定感と言っても6つの感があり、どこが低いのかをチェックできて「自己肯定感が低い」という自己評価から、「自己受容感と自己有用感が低いけど、意外と自己効力感と自己決定感は高いのかも」という捉え方に変わった
またそれぞれの「感」ごとにワークがあるので取り組みやすい
【好きな言葉・表現】
自己肯定感は生きるエネルギー(P22)
満足と幸せは違います(P248)
【取り組みたいワーク】
自尊感情…自分には価値があると思える感覚(BE)
自己受容感…ありのままの自分を認める感覚(OK)
自己効力感…自分にはできると思える感覚(CAN)
自己信頼感…自分を信じられる感覚 (DO)
自己決定感…自分で決定できるという感覚(GO)
自己有用感…自分は何かの役に立っているという感覚(YOU)
イフゼンプランニング(P74)
「もしXが起きたら、行動Yをする」と前もって決めておく
エモーショナルスケーリング(P79)
→自分の人生で最高の不安や恐れを10点満点とし、今感じているものを採点する
エクスプレッシブライティング(P162)
自分が感じている負の感情やストレスに思っていることをひたすら紙に書き出していくだけ
①制限なく吐き出し②全体を眺め客観視③確認したら捨て
※何が原因で自己受容感のバランスが崩れたか
スリーグッドシングス(P172)
ノートに1日の終わりにその日を思い出し、3つの「今日よかったこと」を書き出す(手書き推奨)
ほんのちょっとの新しい経験や自分なりの発見を書くと効果的
※崩れてしまったバランスを取り戻すきっかけ