あらすじ
★電子書籍限定書き下ろしSS付き★
TVアニメ化決定!
第7回ネット小説大賞受賞!
君に優しい世界を!
親バカな兄と幼い弟の領地経営ファンタジー!
書き下ろし番外編×4本豪華収録!
【あらすじ】
腐敗した大国・麒凰。その片隅で暮らす、不仲な両親に見放された肥満児(五歳)――伯爵家長男・鳳蝶(あげは)に生えたのは、日本人としての前世の記憶だった。そんなある日、腹違いの弟・レグルスに出逢い、成長した彼に爵位継承権を巡り殺されると知ってしまう。未来を受け入れた鳳蝶は、実母を亡くした幼い弟を放ってもおけず育てることに。布絵本を手作りしたり、茶わん蒸しを開発したり、前世で得意だった裁縫と料理をフル活用! キラキラふわふわで純真無垢なレグルスに懐かれ……気づけばすっかり親(兄)バカに! 少しでも豊かな地を譲り渡すため、時に神々をも巻き込みながら、一歩一歩改革を進めていくのだった。「レグルスくん……お腹、もちもちしないで」「にぃに、だいしゅき!」。
幼き兄弟の領地経営ファンタジー!書き下ろし番外編×4本豪華収録!
感情タグBEST3
面白い
何となく絵が気に入って購入したのですが、とても面白かったです!
一気読みした後、もう一度ゆっくり読んだくらい、私の好きなお話でした。
続編が出る事も決定しているようなので、早く発売される事を楽しみに待っています。
白豚とひよこ
まず、タイトルが自虐。周りの大人には言われてないのに、自称白豚とは。その強烈なタイトルのせいで視界の端に追いやってたんですけど。
筆者さん曰く、ブロマンスなお話だそうです。
和洋中、いろんな文化と宗教がミックスされた世界で、かわいい弟のために何ができるだろうって奮闘するお話。だけどそのために、周りの環境や、領地の状況や、識字率まで考えが及ぶところがすごいな。それを実現するためには相当な時間と労力がいるよな~なんて考えてたら、既刊12冊か。ですよね~。
とりあえず、レグルスくんはアゲハくん大好きみたい。アゲハくんは、神様にもエルフにもかわいがられてるけど、少しも有頂天にはならないんだねぇ。冷静。
実の両親に疎まれてる現実に直面した時が、一番子どもらしいというか...切なかった。
今まで読んだ転生ものではこれが一番好きです。
私の好きなものがぎゅっと詰まってて最高!
兄弟の二人は可愛くてその二人を見守る大人達もいいです。
ずっと最後まで追っかけたいと思います。
匿名
ほのぼのながらもホロり
両親に蔑まれながらも異母弟を育てることになったまんまるな5歳児に心を痛ませつつも、親以外の周りの大人たちの暖かさに囲まれながら異母弟と交流する姿にほっこりします。
小説の文節は5歳児の一人称ですが背景描写も適切でとても読みやすいです。
残念なのは挿絵。漫画が描けないイラストレーターあるあるの、カラーはいいけどモノクロはイマイチを地でいってます。本当にここだけは残念すぎる。
Posted by ブクログ
小説家になろうサイト掲載のファンタジー作品。現代日本、中世ヨーロッパ、古代中国王朝の要素が入り混じった独特の世界観。すみれの花咲く~な某歌劇団も重要なモチーフのひとつに。癖の強いタイトルながら、物語は軽快でほのぼの。兄(五歳)が確信したBad Endの未来が現実になるかどうかは謎ですが、引き金となる異母弟(三歳)との仲はすこぶる良く、続巻も楽しみです。書籍版は書き下ろし短篇付。
確かにひよこはかわいい
わずか5歳で病に冒され、生死の狭間を彷徨う事になり、それまでの記憶の殆どを無くすと共に、前世の記憶を思い出して、生まれ変わった菊乃井鳳蝶君が、親に疎まれながらも、腹違いの弟を可愛がって、弟が幸せに暮らせる様に頑張るお話。
鳳蝶君が良い子過ぎて辛い。
でもひよこちゃんが可愛過ぎるから、仕方ない。
Posted by ブクログ
異世界転生もの。
ふくよかな幼児に転生したフツメンのオトメン。
料理や裁縫もドントコイなスキルで弟を育て上げる。
貴族に産まれたが育児放棄され両親には疎まれる、身の上が悲しい。
スローライフな日常は神様込みで楽しい。
優しい世界…☆
優しい世界を、
好きなことをして目指す。
大変なことなのに
ひよこな弟のため奮闘する姿がいじらしくも可愛らしい話で。
コミカライズを先に読んでましたがついに小説まで手が伸びてしまいました。
どんなふうに成長していくのか次も読みます!
鳳蝶くんなんかすごい
両親に全く愛されていない鳳蝶くん5才。だけど、貴族としてはびみょ~なスキルと異世界の記憶で神様にまでも愛されている。さらに異母弟のレグルス君まで育てようとしていて…。一人で背負いすぎてる気もするけど、周りの大人たちがちゃんと見守っていて、それであたたかくもなります。続きがとても楽しみです。領民の識字率はどうなるのでしょう…
Posted by ブクログ
麒凰(きおう)帝国・菊乃井伯爵家の一人息子、鳳蝶(あげは)、五歳。
流行病の高熱で生死を彷徨って、何とか目を覚ましたら、全く違う世界の記憶が生えていた。
まんまるな体型のワガママで癇癪もちな自分に愕然。
前世はどうやら料理、裁縫と某菫女性歌劇団を愛する乙女男子だったようで。
ようやく今の生活に慣れてきた矢先、突然父が愛人の息子、義弟・レグルスくんを連れてやってくる。
愛されて育てられた無邪気な義弟に、白豚な兄は兄性愛を爆発させ、彼の未来のために領地の発展を誓う。
孤独な彼への両親の態度がツライ。
メイド長のロッテンマイヤーさん、エルフの師匠たち、冒険者たち。
そして人間味溢れる、神々。
徐々に増えていくあーくんの味方の暖かさにほっこり。
頑張るチビくんたちに、もう少しゆっくり成長してほしい気持ちにも。
これ以上、彼らが傷つきませんように。
匿名
白豚貴族ですが
異世界シリーズが最近多いなぁと思うのと、白豚って言われてる私のこと?と思って読みました。でもアゲハって言う王子様だった。