【感想・ネタバレ】オーラリメイカーのレビュー

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Posted by ブクログ

ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作品 他短編1
『法治の獣』で星雲賞を受賞した春暮先生の単行本デビュー作

遠未来、知性生命体を求めて星系外へ拡散してゆくソラリアンを描くハードSF
硬質な手触りの宇宙観に萌えます

この後「完全版」を拝読します
どんな物語に成長しているのか楽しみです
期待値MAX⤴︎

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

オ―ラリメイカー:壮大なスケールで物語が展開され、最初は理解するのに精一杯だったが、最後は何とかなった。星系のスケールで播種をめざす生命体のアイデアは昔からあるが、本能で播種を行う生命体とそれを観察する知性体というのは面白い。惑星間航行を容易にする惑星エレベータとか、恒星系を丸ごと船にするというアイデアは初めて知った。太陽系惑星まで、銀河系内、他の銀河で宇宙旅行の難易度は大きく違うのですね。ヤマトだとワープがあれば同じなのですが・・・
虹色の蛇:稲妻の惑星での生意気な少年と外交官の話。誘雷樹と彩雲が見えるよう。短編アニメ向きのおはなし。
文庫本では改訂されているらしい。読まねば。

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2023年07月12日

Posted by ブクログ

惑星軌道を操作するほどの知的生命体がいるはずなのに、肝心の生命体がまったく見あたらない。
…というSFミステリかと思いきや、そこは意外にあっさり。
主題は、生命が生まれながらにもつ利己的と言える力強さ。
併録の短編も、広大な地平と鮮やかな彩雲がきらめく異星の情景描写がすてき。

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2021年01月28日

Posted by ブクログ

2022-06-02
「法治の獣」読んだ勢いでイッキ読み。
表題作はステープルドン的な超広大超タイムスケールの力作。ここで描かれた《連合》の行き着く果てと同じくらい、《知能流》の行き着くところも読んでみたい。
同時収録「虹色の蛇」は、ヴァーミリオンサンズを思わせる美しさが染みる。あれとは違って多分にウェットだけど。

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2022年06月03日

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