【感想・ネタバレ】宮部みゆき全一冊のレビュー

あらすじ

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未収録エッセイ15本、映画監督や作家との未収録対談、超ロングインタビュー、作家生活&全作品年表、いしいひさいち漫画2本、藤田新策・新潮文庫装画画廊、こより・『この世の春』挿画ギャラリー……など。秘められていた宮部作品のルーツと創作の原点を収録。※当電子版には、朗読CDは付属しておりません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2018年に発表された、宮部みゆき作家生活三十周年をお祝いする、記念本、という体裁の書物、という位置づけでしょうか。

次は、2028年に、作家生活四十周年を記念する「宮部みゆき 超一冊」みたいな書物がでることを、期待するのみですね。今、2020年ですので、あと8年のガマンですね。うう、2028年、楽しみだなあ、宮部さん、宜しくお願い致しますね。すげえ、期待してますので。

ちなみに、2018年で、作家生活三十周年、ということは、宮部さんの作家デビューは、1988年、ということか。何の作品を持って、作家デビュー、とするのだろうか?1988年に、なにがあったのだろうか。ふむ。俺、イマイチ、分からんかった。

ウィキペディアを読みますと、
1987年  「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞受賞

1988年 「かまいたち」で第12回歴史文学賞佳作入選

となっておるので、うーむ?「かまいたち」をもって、作家デビューとしているのか?謎だ。うーむ。謎だなあ。

で、この本は、まあ、宮部みゆきの作品が大好きです!という、かなりのマニア向けの本であることは、間違いない。ファンブック、ってやつですかね。平たく言いますと。

ですので、「宮部みゆき、結構、好きですね」レベルの人には、全然オススメしません。「宮部みゆき!めっちゃ好き!凄いよねえ、あの人。名作だらけよね。ちょっと、今から深夜喫茶行って、朝まで宮部さんトークしましょうよ。いやマジで」って人に、ちょうどオススメしやすい一冊、って感じですかね?いやだって、文庫本ちゃうし。ハードカバーだし。2000円以上するし。そらもう、よっぽどのコアな宮部さんファンでない限りは、とてもオススメできませんて。

でもまあ「俺は(私は)宮部みゆきが大好きだ!」という人には、超絶オススメですね。持ってるだけで、ニヤニヤできちゃいますので。「いややっぱ、宮部さん、凄いよなあ、、、うはあ。幸せ」って思えますから。この本持ってるだけで。俺だけか?とか思いますが、いやぜってえそうでしょ?持ってるだけで幸せ気分の一冊でっせコレは。

個人的に、抜群に面白かったのは、
宮部みゆきさんと、津村記久子さんの対談。これ、すげえオモロいです。実は、津村さんの作品は、一冊も読んだこと無いんですが、もうね、宮部さんと、津村さんの、お互いがお互いに対する尊敬の念が、対談の会話から溢れまくってて泣きそうになります。お互い、めっちゃ良い人同士やん?って感じで。津村さん、絶対、良い人やんか。「私はあなたの作品が、どれほど好きか。どうしても伝えたいんです!!」って思いが、お互い、ヒシヒシなんですよ。素晴らしいですよ。これこそが、正しきリスペクト。正しき対談、って感じでした。最高です。

あと、宮部さんの、他の作家さんの作品に対する書評が載ってます。
酒見賢一「墨攻」
井上夢人「ダレカガナカニイル…」
辻邦生「江戸切絵図貼交屏風」
スティーヴン・キング「悪夢の種子」
若竹七海「火天風神」
取違孝昭「騙す人ダマされる人」
髙山文彦「『少年A』14歳の肖像」
山本周五郎「五瓣の椿・山彦乙女」

の書評なのですが、これの書評が、凄く良い。
自分の好きなものを、これほどに好きだという事を、誰かに伝えたい!という思いがてんこ盛り。こういう書評を読むと、宮部さんは、本当に本が好きなんだなあ、ってことを、ヒシヒシと感じますね。自分が好きなものを、なんとかして、その良さを、誰かに伝えたい。「わたしはこんなにも感動したんです」ってことを、なんとか、伝えたい。そんな気持ちが伝わりすぎて泣ける。いやあ、やっぱ宮部さん、凄く良い。

あと、これまでの単行本に未収録だったという、いわば幻の短編、というべき3作品が、収録されています。

「殺しのあった家」
「泣き虫のドラゴン」
「あなた」

という3作品なのですが、これは、、、あんま、ピンと来なかった、、、すみません。そんなに、面白いとは、思えなかった、、、すまん。正直に言いました。

あと、色んな文学賞を獲った時の、宮部さんの「受賞の言葉」が載ってます。これがまた良い。ウルトラ謙虚。「受賞の言葉の見本は正にコレ」というくらいの、ある意味、超優等生的100点満点の回答やんか、というくらいに、すげえちゃんとしてる。ああ、これこそが、この言葉こそが、宮部みゆき、という人物そのものなんだな、って思いましたね。「実るほど こうべを垂れる 稲穂かな」って、このことやんか。

あと、宮部さんの、新潮文庫版での装画を担当されている藤田新策さんのイラストが、ほぼ全部?収録されています。これがまた、良い。すげえ良い。あの、ある意味、宮部作品らしくない?おどろおどろしい、藤田さんの絵。それが、こんだけ揃うと、いやもう、抜群に宮部ワールドなんですよねえ。凄い。これぞ世界観、か。やっぱ、宮部さんの作品は、なんだか新潮文庫が、いっちゃん似合う気がするぞ?って思えますね。いやあ、いいイラストだよなあ。藤田新策、おそるべし。すごいっす。

とまあ、抜群に、コアなファン向けの一冊ですが、コアなファンを自認する方ならば!絶対に持っていて損はない一冊ですね。大オススメです。2028年、作家生活四十周年記念の次の一冊?も、刊行してくれますよね?信じて待ってます!

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2020年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんな分厚い本になるやら?と戦々恐々としていたんだけど、薄くて助かった〜!!

……と、思ってワクワクと開いてみたら、字が細けぇ〜〜!!!w

でも、読み始めたら面白すぎて、どこで休憩したらいいのかわからず、次々どんどん読み進めちゃいました!(≧▽≦)♥

宮部みゆきファンなら、この一冊は買いです!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

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2018年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み応えあったぁ。
”火車” ”理由” ”模倣犯”この3つは読まなくてはね。
スティーブン・キングにも影響受けていたんだ。
両者、稀代のストーリーテラーだものね。
キングの”デスペレーション””レギュレイターズ””呪われた町””キャリー”これらもチェックだわ。
私の好きな久世光彦氏とも対談してたのね
お写真を拝見すると二重瞼のとても親しみやすいお顔立ち
(絶対いいひと)枯れない才能に脱帽!

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2018年12月09日

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