【感想・ネタバレ】プラトン哲学への旅 エロースとは何者かのレビュー

あらすじ

愛することが哲学だ

えっ!? 紀元前のアテナイでソクラテスと愛について対話する?
当代一のプラトン研究者が、名著『饗宴』を再現して挑む、驚きのギリシア哲学入門書!

本書は、哲学者プラトンの代表作で、古代ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』のなかに、語り手の「私」(「現代からの客人」)が列席し、ソクラテスら演説者たちと「愛(エロース)」をテーマに競演する、類を見ない教養新書である。「哲学(フィロソフィア)」という言葉は「知(ソフィア)」を「愛し求める(フィレイン)」という意味の合成語。哲学=愛であることが、いま明かされる。


第一話 誘う――アカデメイアに立つ
第二話 競う――恋愛とはどんなものか
第三話 求める――欲望は満たされるか
第四話 出会う――美のイデアを目指して
第五話 乱れる――愛することが哲学だ

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