あらすじ
戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む
――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生!
著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。
本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
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Posted by ブクログ
主役は地侍の風谷小十郎だけど、一揆を通して彼だけでなく、さまざまな人の成長、変化を描いた作品だと思う。
出番は多くないのに、蓮如の影響力と存在が強く感じられるのも面白い。