【感想・ネタバレ】魂の沃野(上)のレビュー

あらすじ

戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む
――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生!
著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。

本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!

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Posted by ブクログ

主役は地侍の風谷小十郎だけど、一揆を通して彼だけでなく、さまざまな人の成長、変化を描いた作品だと思う。
出番は多くないのに、蓮如の影響力と存在が強く感じられるのも面白い。

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2022年02月11日

Posted by ブクログ

一向宗門徒が守護を追い出し百姓の持ちたる国として100年もの間自治により治められていた加賀。それがどのように実現したのか有力地侍の嫡男風谷小十郎を主人公として描かれている。正しい国のあり方とはという意味で現代にも通じるところがあると実感した。

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2020年05月04日

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