あらすじ
凄惨な事件に遭い、心身ともに傷を負って辞職した元捜査官コロンバ。田舎に引きこもって暮らしていた彼女は、ある夜、敷地内で血まみれの青年を発見する。青年のしぐさには、過去に彼女が捜査した凶悪犯〈父親(パードレ)〉の影響が感じられた……。コロンバは、パードレの昔の被害者であり、誘拐されて行方の知れないかつての相棒ダンテを再び探し始める……。イタリア発、衝撃のサスペンス『パードレはそこにいる』三部作完結篇!
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Posted by ブクログ
まさかのぐでたま。ぐ、ぐでたま…っ。
相変わらずコロンバ達が動くたびに雪だるま式に問題が増えていくねぇ。
そして常に後れを取ってる感。
ぐおおぉぉぉぉ~ってうめき声を上げたくなる。
Posted by ブクログ
「パードレはそこにいる」の完結編。
ぐでたま。
まさか、その名前を海外ミステリーの中で見るとは思わなかった。
しかも、またもやさらわれたダンテが体の自由を奪われた時に、
瞑想をする代わりにぐでたまが穴を通り抜ける姿をイメージするとは。
特に好きなキャラクターではないが、
もっと可愛い登場の仕方はないのか。
コロンバはレオに刺され、ダンテをさらわれたことから、
自暴自棄に近いひきこもりの生活をしていた。
そこへ雪の中、血まみれの青年が現れ、
両親は殺されていた。
この青年も「パードレ」に囚われていたのか。
ダンテが救出されるまでは、かなり重苦しい展開で、
しかも救出後もまた大量殺人が起きてしまい、
仲間も殺され、
ぐでたまの衝撃がかき消えてしまうほど重い。
(下巻へ続く)