あらすじ
盛りの誕生
女の子の目はなぜ異常なほど大きいのか?
ルーズソックス、日焼けした肌に茶髪、ヤマンバ、デカ目、インスタ映え……。
日本の女の子たちは、自らのビジュアルを「盛る」ことで特殊なコミュニケーションを行ってきた。それは、デジタルテクノロジーの発展と共に、リアル空間からプリクラやSNSといったバーチャル空間にまで広がりを見せている。この「盛り」とは、いつから行われ、どのように生まれたのか。
「女の子が現実とは違うビジュアルを作り、新しいメディアで公開する技術」を「シンデレラテクノロジー」と名付けた研究者が、いまや世界へその影響を波及させている日本発の文化=「盛り」の全貌を解き明かす!!
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Posted by ブクログ
様々な環境やツールが変わっていっても、結局やってることはざっくり同じになるところが面白かった。
もちろん細かい部分に違いはあって、それは詳しくみていけて、何度もこんなことを研究している人がいるんだなぁと思った。
メイクや画像加工のディテールの差違がわかるもの同士でコミュニティを作れていればいい、という感覚は、他人を馬鹿にもせず、なんとなく生きやすい考えを持てる事実だと思う。
Posted by ブクログ
1995年プリクラからSNSは始まった。
日本人女子の自分らしさは生まれ持ったナチュラルなものでない、アーティフィシャルなもの
所属するコミュニティの基準に沿った相対的個性
シンデレラテクノロジー
ソーシャルステージ
セルフィーマシン
プラスチックコスメ
109エゴイスト 1995年~
スピードMD
店員に 服を着せ、現物でアレンジし、
毎月曜に韓国の東大門の業者にもっていく。
翌週に商品が販売できる。
2006年~
企業によるマネジメントによる制限。
ネットでいいねをもらうだけの表面的に。
つけまつげとカラコン
素顔の良さより盛りを褒められるほうが嬉しい。
益若つばさ
マドンナを100円ショップの商品で再現
どこかにいる自分と合う人を見つけるためのブログ
セルフィーと自撮りの違い。
SNSの批判を恐れ、盛りより気配り。
自撮りしなくなる。他撮りへ。
日本:化粧、韓国:整形、中国:画像加工