あらすじ
自己肯定感を育めばアナタの敵はいなくなる。
「会社行きたくないなあ」と、気分がズーンと沈むことはありませんか?
厚生労働省の調査によると、職場で感じるストレスの大半は人間関係が原因といわれています。
パワハラまがいの上司、理不尽なクライアント、使えない部下。アナタの職場には「敵」がいっぱいです。
「敵」に負けないよう「もっと強くならなくちゃ」と自分を奮い立たせたり、「敵」とうまくやれなかった自分を責めたりして、苦しい毎日を過ごしている人も多いと思います。
本書の著者も、かつてはそうでした。弱い自分を否定しながら「敵」と戦い続け、その結果、病気で倒れて休職します。
そして自分のココロと向き合うようになり、気づいたのです。「苦しさの原因は、自分の自己肯定感の低さだ。そもそも、『敵』なんていなかったんだ」と。
がんばっているアナタに寄り添うコトバと、元システムエンジニアならではの分析力と問題解決力には定評があり、
著者の心理カウンセリングを受けた人は、「不思議とうまくいくようになった」「他人のことがどうでもよくなった」と口をそろえて言います。
職場の人間関係に苦しんでいる人は、いちど本書を読んでみてください。根本的な解決方法がわかる本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心に刺さる内容が多かった。自己肯定を高めるには全部OKで、自分にOKを出す。周りと争わず、負ける。駄目なところをさらける。心が楽になる一冊だった。
Posted by ブクログ
無敵と題がついていて、過激な本かとおもったが、優しい本。
基本的には自己肯定感を高めるための方法が紹介されており、「がんばり教」など会社に行くのが嫌になりやすいひとに、どのように考えればうまくいくか、わかりやすく書かれていた。
自己肯定感が下がった時に定期的に読み返していきたいと思った。
Posted by ブクログ
自己肯定感には反抗タイプと悲観タイプがいるということ納得した。
そして、この二つのタイプが惹かれ合う可能性が高いことも。
最後のカトちゃん先生からのコメント、とても泣けました。
2時間くらいで読みました。心晴れるし、ま、いっかーと言ってみるように頑張れる本です。
Posted by ブクログ
自己肯定感は思っていた以上に重要なものだということが分かりました。読みながら少しずつ気持ちが楽になっていきました。
他人に肯定してもらえなければ、自分で自分をいくら肯定しても意味がないし虚しいと思っていましたが、自己否定の思い込みがある限り世界はつらいものになってしまうから、自分を肯定しようと決めて少しずつでも行動することは大切だなと思いました。
よかった
昔から、根拠もないのに自分に自信を持っている人たちを、なぜそんなに自信があるのだろうと、疑問に思っていたが、その謎が解けたような気がする。
自分を追い詰めていたのは、結局自分自身だった。
これからは自分と仲良くしていこうと思う。
この本に出会えてよかったです。
Posted by ブクログ
自分にとってはとても共感しやすい切り口だったので読みやすかった。
自己肯定感をあつかう書籍は、それを実践できないとダメなように思いがちだがそんなことはない。
まずは人はどんな考え方をするものなのか、自分はそのうちどんなタイプに近い傾向があるかを知る。
「まずはそれでいい」
それからどうしたいか、試しやすい手段や共感しやすい方法から実践していく。
その過程の自分を、「今はこれでいい」と承認できたら。
そんなことを考えながら読み終えた。
Posted by ブクログ
サラリーマンになって6年ずっと日曜夜に死にたくなる気持ちになっており、モヤモヤしていた。
この本を読んで自己肯定感が低いことが理由な事がわかった。
この本に出会えて良かった。これからは会社で何があっても1つの軸としてモチベーションを保とうと感じた。
Posted by ブクログ
会社に行きたく無いのは、自己肯定感が低いからだ。なんだと!?と思いました。
そこが繋がってくるのか〜。
自分に自信が持て無い人には、心がスッとする本です。
日頃の生活のためにも役に立ちます。
気楽に生きたいね。
Posted by ブクログ
学生の頃から自分は駄目なんだ、死んでしまいたいと思っていたが、本書を読んで、なるほど自己肯定感がないのだとわかった。
悲観的なタイプですが、自分の行動や物事を「まぁいっか」で済ましても良いんだと、ほんの小さなことでも自分を許してあげる、誉めてあげる。
本書を読んで心にゆとりを持てた気がします。
内容は自己肯定のお話です。
自分の心の状態で悩んでる方は一読しても良いと思いますが、タイトルから単に「面倒だから会社行きたくない」という方は読まなくても良いかなと思いました。
Posted by ブクログ
共感するが同意まではしなくて良い。「そうなんですね、分かります」で良い。
人を嫌うことはOK。自分の感情なので。一方で相手が間違っている、悪い、と評価するのはNG。
Posted by ブクログ
•自己肯定=今のままで良い
•自分を大切にする=自分の感情を肯定
•適度に甘えるのは好かれる
•劣等感は愛される
•完璧主義とは不完全な自分を認められない
•幸せとは目的地ではなくその旅路
•相手は敵ではなく思い込み
•共感は大切
•相手への期待を手放す
•怒る権利も悲しむ権利もある
•自己犠牲による貢献は自己否定
•上司が切れるのは上司の問題
•断ってもいいんだよ
•怒られていることと俺の価値は変わらない
•私は私を許します
•まっいっかあ
Posted by ブクログ
うつ病の原因の多くは職場での人間関係の悩みだろう。その悩みから3度の休職を経て、心理コンサルタントへ転職した著者が気づいたのは、自己肯定力の重要性。
他人から信頼されない、他人の行動や言動に納得できない。だから、他人を敵視してしまう。そして、そんな自分を否定してしまう。こうしたループに陥ることでますます人間関係をもつれさせてしまう。
だから、自分で自分を否定していたことで人生がうまくいかなかったことを認め、すべてを肯定する。失敗した自分も許してしまおう。失敗したことに気がついた自分をほめてあげよう。劣等性はあるが、劣等感をもつ必要はない。そうすれば他人も許せるし、それが跳ね返って他人から許される自分になるのだ。
自己肯定力は今まで敵だと思っていた他人から「敵」のレッテルを剥がすし、「無敵」の状態を作り出すのだ。
Posted by ブクログ
無敵というが、本当の敵は自分だったということ。
思い込みにとらわれて、反射的に自分を否定し、敵を作り出していたことに気づく。
まずはその思い込みに気づき、ありのまま受け入れることを意識していこう。
自分も他人も否定することなく、ありのまま受け入れた上で、どちらも犠牲にしない方法を考え続けていきたい。
Posted by ブクログ
自分の気持ちに共感することが、まずとても大事。
自分を分かってあげられるのは自分しか
いないから、どんな時も自分だけは自分の味方で
いてあげられたらと思う。
それでもそれが難しい時もあるから、
そんな時に誰かがその人のだめな話で
自分を助けてくれたように、
失敗したら自分もまたその経験を
いつか誰かを助けるために活かせたらいい。
それは自分を卑下するのではなくて、
上手くやれなかった自分を「辛かったね」と
労って肯定して、自分と誰かを生かすこと。
時間はかかっても、
他の誰かが羨ましくても、
いつかは自分で自分を受け止めて、
生きていけたらいい。
Posted by ブクログ
自己肯定感について、丁寧かつわかりやすく書かれています。テーマが自己肯定感についてがほとんどなので、読み進めると、「もう、それは分かってるからいいよ…」と言いたくなりますが、こうして読むことを放棄してしまうと、本当の意味で自己肯定感を理解したことにはならないので、何度も繰り返して出てくる表現も、何度も読むことをおすすめします。
Posted by ブクログ
具体的な説明なので、すーっと入ってきた。無敵になりたい!
自己肯定感低い2タイプ
反抗タイプ:人のせいにする人。自分が満たされないのは相手や環境のせいと考え、その原因を外に探しています。 いつも心の中で何かや誰かと戦っています。
悲観タイプ:自分のせいにする人。ネガティブ。人の目を気にしてしまう。
どちらも防衛本能だが、本当は自分自身を否定しているだけ。
【会社に行きたくないのは、そこが戦場だから】私を肯定してー!認めてー!否定するなー!と争っている。相手に求めているうちは、ずっとこの争いは続きます。他人にオーケーを出すとは、その人と戦わないこと。自分の価値観や正義を押しつけ、相手を裁いているうちは相手と同じレベルです。こちらが誠意をもって接しても相手が横の関係で接してくれない場合には、あの人の立場や考えがあるんだな、自分とは相容れないな、と自分は戦わない道を選ぶことが、相手を肯定することに繋がります。
【もっと認めてほしい、評価してほしい】素直に言えますか?上司があなたを褒める機会を与えてあげることも、上司の自己肯定感を育みます。
【キレる上司】落ち着いている時にありがとうございます、勉強になります、◯◯さんのお陰です、の言葉がけで上司の自己肯定感を育みながら、友好関係を築いていけるといい。上司がキレるのは上司の問題、あなたの問題ではない。あなたが否定されているのではないし、あなたの価値とも関係ない。怒らせておいてあげましょう。怒っている人は困っている人です。上司は、自分の悲しさや寂しさといった気持ち、自分が部下に大きな声を出してしまうふがいなさなどをわかってもらえず、困っているのです。
【使えない人】自分がいないとダメシステムになっていませんか?人に頼りましょう。あなたの仕事は自分とスタッフの自己肯定感を育むことです。
Posted by ブクログ
自己肯定感が低いときには、まずは自分で自分を認めてあげましょうということが書かれている。
今の自分は自己肯定感が低くなっているわけではないので、さほど意味がある内容ではなかった。
なるほど、と思ったのは以下の点。
・自己肯定感が低い人は2パターンある。
なぜ分かってくれないのか、と「反抗」するタイプと自分には価値がない、と「悲観」するタイプ。
・やたらと人に対して怒る人は、自ら定める禁止事項を人が冒しているため。
たとえば、仕事は速く正確に行わなければならない、と考える人は、部下の仕事が遅いとイライラしてしまう。自らの価値判断の基準はタイプ正しいと思っているため、「正義」を盾にして部下を攻撃してしまう。
Posted by ブクログ
自己肯定感を高めるための「心のクセ」の整え方。
周りが全部敵に見えるのは誤解かも?
読みやすくスッと受け入れやすい文章が優しくて、自己肯定感の低さが原因で悩んでる人にまず最初に勧めるにはちょうどいい本だと思う。
だいたいの場合は自己肯定感が低すぎるって自覚がなかったりするので、本当に必要な人にはまわりが勧めないと手に取らないかも……困ってる人にそっとこういう本を勧められる人になりたい。
個人的には、過去に似たような本やネットで見たような内容がほとんどだったので学ぶ部分は少なかった。
にも関わらずポチっちゃったのは、まだ無意識に自分の自己肯定感に問題意識があるってことなんだろーか。
確かに完璧主義な自覚はあるなぁ。
Posted by ブクログ
自己肯定感をテーマに書かれた一冊。
読みやすく、わかりやすい。
悲観タイプと反抗タイプはまさに納得だし
自分に当てはまることが沢山あり、気持ちが楽になった。
けれど星3つの理由としては、そこまで心に刺さりはしなかったかなというところ。
でも今後の人生をこの本のおかげで楽に生きれそう!
Posted by ブクログ
自己肯定感をつけるための本。最近、マンガなどからか話題になっている自己肯定感だけれども、昔から新卒が壁に当たって成長していく過程で求められテイルと思う。少し前はレジリアンスが話題になったが、同じテーマかもしれない。
私も若い頃は毎日辛いときもあったが、なんとかやりきれ、ある程度歳をとるといろいろと忙殺されるので忘れてしまった。
そのため、本書名のように悩み中の人ならいいが、そうでないなら辛い記憶を思い出すことが延々と続くかもしれない。
Posted by ブクログ
人間関係のストレスは自己肯定感の低さが原因ということで、自己肯定感の大切さを説く本でした。
自分の感情に目を向けて、共感し受け止めることで、ほっと落ち着く自分がいるなという感覚は以前からあり、それがこの本に具体的に書かれていたように思います。
経験上、度々自分に幻滅することがある中で「ありのままの自分を受け入れる」「ま、いっかと思う」「許す」などという言葉はピンときませんでした。
私は「どんなときも、誰も居なくなっても、私自身は私の味方だよ、絶対そばにいるよ」と思っているます。自分が自分を見捨てたら終わりだからです。自分だけは自分の味方でいる。これがわたしなりの自己肯定感の解釈です。