あらすじ
大量生産・大量消費による食品ロスや環境負荷など、その弊害が叫ばれて久しいですが、「ではどうすればちょうどよい量をつくれるのか」に対する明確な回答はありません。成長のためにはとにかく多くつくって多く売ることが当たり前という風潮のなかで、あえて生産を抑えることへの抵抗もあり、そもそも「ほどよい生産量」を決めることは覚悟が必要です。そんななか、従来とは違う「つくりすぎない」取り組みをして成長している企業もあります。ほどよい量、ほどよい時間、ほどよい成長……。これまで当たり前だった「大量生産」や「無理な時短」、「急成長」とは異なる「ほどよさ」をどのようにとらえ、実現しているのか。本書では、そのような事例をひもとき、自分のビジネスに活用するためのヒントを提示します。
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Posted by ブクログ
佰食屋
一日100食ランチのみ、メニュー2~3種類
食材持ち越しなし冷蔵庫なし
広告宣伝営業なし、家賃低い場所
客20人にスタッフ1人
佰食屋1/2
50食限定、1食1000円、一日5万、月商125万
経費除き利益50万、夫婦二人で年収600万、6時間労働
シタテル(株)
閑散期に50枚以下のオリジナル服
作りたい人と工場650社をマッチング
手仕事の日本
労働の中に美、手仕事を伝統工芸の文化に昇華
プロセスをオープンに
ものの成り立ち知らないとは、価値を分からないこと
価格と機能だけではない魅力
安さよりフェアさ
ものづくり=価値づくり
クルミドコーヒー
価値観共有の特定多数をお客さんを相手に
目的はお客さんを喜ばせること
大手メーカーでも20~30%のコアファンが
8~9割の売り上げを支えている
1個買ってくれる1万人より、
100回買ってくれる100人
ブックマンション
無人の本屋
3850円の賃貸料でだれも本を販売できる集合体
売れたら1冊100円が管理費
BOOK ROAD 三鷹 がキッカケ
商店街の中の2坪の店舗
ガチャガチャで価格相当の袋を買い、自分で入れる。
毎月200冊ほど売れる。
本はお客さんからの寄付も多い。