大量生産・大量消費による食品ロスや環境負荷など、その弊害が叫ばれて久しいですが、「ではどうすればちょうどよい量をつくれるのか」に対する明確な回答はありません。成長のためにはとにかく多くつくって多く売ることが当たり前という風潮のなかで、あえて生産を抑えることへの抵抗もあり、そもそも「ほどよい生産量」を決めることは覚悟が必要です。そんななか、従来とは違う「つくりすぎない」取り組みをして成長している企業もあります。ほどよい量、ほどよい時間、ほどよい成長……。これまで当たり前だった「大量生産」や「無理な時短」、「急成長」とは異なる「ほどよさ」をどのようにとらえ、実現しているのか。本書では、そのような事例をひもとき、自分のビジネスに活用するためのヒントを提示します。
Posted by ブクログ 2021年02月28日
"量産型"・"利益重視"・"ブランド志向"に対するアンチテーゼとしての「ほどよい量をつくる」仕事の提案をする本著。
数々のメディアでも取り上げられている、一日100食しか販売をしない「佰食屋」をはじめ、店を継続させるためあえて販売価格を上げ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月18日
ほどよいというのは、一個ずつカスタムみたいなことから、大量生産の間といっていい。
ただこれでどこがいいかは事業や商売によって変わる。
そういう意味で本書は、売り方、量、コミュニケーション、値上げなど適した動きをしている人を取材をしてまとめたものといっていい。
知っているものももちろんあるが、そう...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月18日
中量生産
1人で作れる野菜の量は100世帯分
…
興味深いキーワードが並ぶ
福永紙工
minimal
パタゴニア
…
以前から気になっていた会社やブランドの名前が並ぶ
私は量産品の
プロダクトマネジメントをしていたことがある
ここで取り上げられている手法は
高付加価値中量生産
と感じた。
直...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月01日
大量生産大量消費の時代に生まれ育ったので、店の棚はいつも目一杯なのが当たり前。隙間があると管理されていない、または流行っていない店というイメージになります。
こんなに商品が有って、飾っても全部売れるわけではないのによく儲かっているなと不思議に思う事が有ります。
そんな大量に作って消費を煽って儲けると...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月26日
佰食屋
一日100食ランチのみ、メニュー2~3種類
食材持ち越しなし冷蔵庫なし
広告宣伝営業なし、家賃低い場所
客20人にスタッフ1人
佰食屋1/2
50食限定、1食1000円、一日5万、月商125万
経費除き利益50万、夫婦二人で年収600万、6時間労働
シタテル(株)
閑散期に5...続きを読む