あらすじ
大作家の住み込み家政婦となった私。それは思いもしない安らかな日々を与えてくれた。けれどその生活は突然終わりを告げる。若い女性が弟子入り志願してきたのだ。
彼女はたちまち先生の心を掴んでしまう。居場所を失ったかのように感じる私には、見合い話が持ち込まれ……。
すれ違う想い。誰にとって何が幸せか。こんがらがる、それぞれの想いの結末は?
心が淀んだときは家事をしよう──それは自分を変える魔法の時間。なにげない毎日が奇跡になる物語、再び。
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Posted by ブクログ
ようやく住込家政婦の生活にも慣れてきた所へ、山岡の弟子志望なる若い女性が押しかけてきて…
3人のゆったりとした優しい時間に、突如割り込んできた結菜。どんどん自分の居場所を取られていき、苛立ちを隠せない涼子。だが、その結菜の動向も何だか怪しくて、どうなるかと思ってましたが、まさかそんな展開だったとは…理由が理由だけに糾弾し辛かったけど、それでもあの3人の穏やかな空間には割り込んで欲しくないです。
涼子も山岡も心に傷を持っているので、そう簡単には付き合わなさそうですが、いずれ本当の家族になって欲しいです。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
んー、モヤモヤしたまま終わった感じ。
しかしこの偽弟子さんは、中々非常識な気がして…お姉さんのことがあるからといって…
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
相変わらず自信の無いうじうじ涼子さん。
元夫とのやりとりの場面とか、結菜さんとの直接対決?の場面だとか。
もっとバシっと言い返して欲しい場面はヤキモキします。
が、私も言い返せないタイプなのでそういったモヤモヤをお掃除にぶつけられる涼子さんを少し見習ってます(笑)
このシリーズを読み始めて、めんどくさーいって思ってたお掃除をこまめにいい気持ちで取り組めるようにはなってる気がします♪
担任問題、バシっと決めてくれることを楽しみにしてます♪
Posted by ブクログ
最初の数ページ読んで”結菜は素直で一生懸命だけど、ドジっ子で天然だから、空回りばっかり!だから周りの皆はほっとけないのテヘw"みたいな、愛され系キャラのつもりで書いてるなら、自分の肌には合わなさ過ぎて、この人の作品は今後読めないかも・・・と思ったら、ちゃんと腹黒で安心
逆に美空が、結菜の事探るつもりで、懐いた振りしてたって言うのは、腹黒過ぎて引いた
先生は結菜の過去を知って、何とかしてあげたいと思った(そうか)
涼子や美空と暮らす事で、何かしら良い変化が有ると思った(そ、そうか?)
なので結菜が故意に意地悪してるけど、それに対して怒る涼子を君らしくないと窘めたりした(・・・何でやねん!)
何とかしたいなら、リスクは自分が背負うべきで、涼子が我慢しなければならない理由が見当たらない。