あらすじ
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
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Posted by ブクログ
なかなか話が進まない感はあったけど、中終盤はグイグイ読めた。
謎解きが始まるタイミングが早目で、2、3回どんでん返しでもあるのか?と思ったわ。
途中のミスリードかな?って箇所の説明もあり。
ただエピローグがモヤモヤを高まらせるなー。
匿名
山火事と殺人事件と過去のシリアルキラーと要素満載です。かつて高校生探偵だった元探偵VS現役高校生探偵の物語でもあります。
今作の探偵役の葛城が高校生ということもあり、若さや未熟さが強調されていて、ラストは読んでいて苦しくなりました。
小さな伏線が盛り沢山で、終盤はドキドキハラハラです。
Posted by ブクログ
探偵も探偵で嘘をついていたが種明かしまで気が付かなかった。互いに理解しているけど、明確な言葉で話さないので、意図が分かったときになるほどと唸った。
Posted by ブクログ
やや分厚い小説(439ページ)ですが、トリック以外は難しい部分がなくてサクサク読み進められました。
登場人物もそんなに多くなくて覚えやすいです。
最初、確か主人公たちが以前の事件の話をしていて、「あれ…シリーズものの途中の巻から読み始めちゃったかも?(・・;)」と不安に思いネットで調べてみましたが、シリーズものではありますがこれが最初の巻で間違いないようです。
第一部の終わりぐらいで、この館にいるメンバーの中に十年前に自殺したはずの連続殺人鬼が混ざっている、という事実が判明して面白さに拍車がかかりました。
わたしは久我島さんあたりが何か隠していると思っていたのですが、彼だけでなく実はみんなが正体を隠していてとても驚きました。
第二部の終わりに誰が連続殺人鬼だったのかが明かされて、「え、さらに続きがあるの!?」と次の第三部で一瞬どんでん返しの展開を期待しましたが、特にそのような展開ではなく、やや消化不良というか、読後感はあまり良くないまま終わってしまいました。
ただ、シリーズものなのでこれ以上分厚くするよりは、次巻に続いてくれたほうが、寝転がって仰向けで読む分には腕の疲れが減るので助かります。
この作品はいつも机で読書をしている方のほうがおすすめです。
次の巻はもう少しページ数が減っているといいなぁと思うずぼらな一読者の意見でした⊂( ⊂ _ω_)⊃ゴロン
Posted by ブクログ
ミステリの部分は面白くて寝る前に読み始めたら続きが気になって結局読み終えてしまった。トリックとかは面白いと思うし良くできていると思うんだけどちょっと犯人が物足りない。過去の事件との繋がりとか色々盛り上がりがあったのにちょっと残念。ミステリ以外の部分では「探偵」としての2人の探偵の考え方とかはちょっと余計な気がしてしまう。それはそれで面白いとは思うけどなんかちょっと余計かな~。
Posted by ブクログ
迫りくる山火事と逃げ場のない崖に囲まれた館に閉じ込められる人達と、そこで怒る奇妙な殺人事件。「館」ものであるが故にあるあるな流れかと思ったが、「探偵」と「元探偵」がこの閉ざされた空間に揃い、過去と現在が絡まりあって展開されていくストーリーは面白くて一気読みをしてしまった。ただところどころ荒というか、読んでてモヤモヤの残るところがあるのが残念(シリアルキラーと因縁の深い元探偵が、保険会社の職員と顧客として出会うとかアリかな〜…)
お気に入りキャラは、美登里ちゃん。嫌な予感はしてたけど、生きててほしかったなあ
匿名
登場人物はラノベっぽい
謎解きの手順には若干気になる点がなくもないものの、それを重大な瑕疵とまでは言い切れず——むしろ視点を変えれば、巧みな計算のうちとも取れるほどです。そして、謎解きを経た結末は、まるで作者自身が“名探偵”という存在に挑戦しているかのような印象を受けます。
Posted by ブクログ
館消失までのリミットの中で謎を解き出口を見つけていく、クローズドサークルではないものの、謎に対してまっとうな推理をしていく感じがよい。
(ちょっとご都合主義的な部分あるが。。。)
探偵葛城が中心に進めていき、助手の田所がフォローをしていく形。
葛城が謎を解き明かす探偵としての生き様を信念としていたが、過去に探偵としていた飛鳥井の考えや進め方と衝突し、結果的に打ちのめされてこの本は終わっている。
続編ありきでの終わりと思うが、この年になると飛鳥井の発言がまともに感じてしまい、葛城は何言ってんの?という反応になってしまうので、何とも言えない気分。
とりあえず続きは読むけど、読後感としては微妙。。。
Posted by ブクログ
以前から気になっていた阿津川さんの館シリーズにようやくチャレンジ。
それなりのページ数でしたが、割とテンポよく読み終わり。
内容としては、某館シリーズの影響を受けたというか、堂々とチャレンジしてる感じなのかな。いわゆる館でのクローズド殺人事件を若い探偵が解いていく系。
ミステリとしては、割と不確定要素が多いかなーという、印象。そもそもの偶然起きた山火事の時に、「昔の仇に出会った」「妻を殺した」「詐欺で侵入」「盗みに入ろうとした」「憧れの作家に会いにきた」が同時に起きてるのはとんでもない確率!!
犯人のトリックは特になく、言葉や行動・わずかなヒントから論理的に推理していくのは、納得感はあったけども。
まだ、完結はしてないみたいだけど続編をまた読んでみようかな。
Posted by ブクログ
クローズドサークルもの&探偵ものが好きな人におすすめ。時間制限ありの緊迫感があって一気に読めた。話や伏線など本格ミステリーな点はすごくよかった。
ただキャラクター達にリアリティがなくて舞台みてるみたいなのが個人的にひっかかった。殺人犯に詐欺師に盗賊に探偵×2人に…がほんとうに偶然集まってたのがえ?って思ってしまった。(特に飛鳥井さんと殺人犯は意味があると思って読んでた)
葛城くんの情緒が不安定だったり、田所くんもキャラクターとしてあんまり魅力を感じなかった。 せっかく劇画ちっくならキャラクターの魅力がもっとたつといいなぁと思う。