あらすじ
『メタモルフォーゼの縁側』の鶴谷香央理、大推薦。
「お庭のむせ返るような緑に、お料理の繊細な香りに、主人公たちの瑞々しく切ない心持ちに、世界の怖ろしさ美しさ可愛らしさに、四方八方から静かに刺されて息絶えました」
小料理割烹「薫風」で働く元ヤンの板前・星野トオル。“厄介”な庭の手入れを専門とする寡黙な庭師・鷹木明。週末には明の家で、ささやかな肴を作って晩酌を楽しむふたり。言葉にはしないけど漏れでちゃってるトオルの気持ち。明の本当の仕事には気づいていないけれど……。
美味しい料理とモノノ怪退治? 指先で魅せる手練れ者たちの謎めく愛しき物語、ご堪能あれ。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
続きが気になります
料理人と庭師のカップル(未満?)のお話。帰りが遅かったり連絡来ないことにイライラしたり、ふとした会話に色々考え込んでしまったりする料理人さん、普通にカワイイです。でも、読み進めるほどに何やらそもそもの馴れ初めに何か秘密がありそうで。続巻出るまで、料理の修行して待ちます。料亭のではなく、家飲みのおつまみの方で(⌒-⌒; )
面白い!
snsで紹介してる人がいて気になったので購入。あまりに読み手がいないのがもったいないほど面白かった。始まりはとてもゆったりで、ニアBLの雰囲気のほんわかストーリーかと思ったら、庭の精というファンタジー要素も組み込まれ、それぞれの過去にも焦点が当てられはじめます。まだ過去の何もわかっていませんが、これは面白いとだけ言っておきます。読みなさい。