【感想・ネタバレ】「豊臣政権の貴公子」宇喜多秀家のレビュー

あらすじ

瀬戸内の小領主から備前美作両国を治める大大名にまでなった宇喜多氏。“表裏第一の邪将”と呼ばれた父・直家の後を継ぎ、宇喜多秀家は若くして豊臣政権の「大老」にまで上りつめる。しかし、その運命は関ヶ原での敗北を境にして一変し、ついには八丈島に流罪となる。なぜ秀家はかくも秀吉に愛されたのか。なぜ西軍大将格でひとりだけ生き延びることができたのか。なぜ、その一族(宇喜多一類)は現代まで続いたのか。激動の時代を生き抜いた執念の男の実像を、最新研究をもとに描きだす決定的評伝!

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Posted by ブクログ

若年で豊臣政権の枢要に昇るも、関ヶ原の敗戦により後半生を流罪人として生きたその生涯を、信頼のおける史料を元に再構築する内容。前半生の詳細な検討も興味深いが、加賀前田家により続いた支援の実相も目を引く。

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2024年03月08日

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