あらすじ
【電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録】
「首なし姫殺人事件」を見事解決し、その後も難事件に挑んで、今や「パンゲアの七探偵の一人」にまで選ばれたヴァン。
ある日ヴァンは、元冒険者で、いまはペース国の貴族となった富豪のベントの屋敷に招かれる。そこには8人の名だたる冒険者たちがいた。ベントはヴァンを含む9人に、自身が購入した地下迷宮の攻略を依頼する。その迷宮は「帰らずの地下迷宮」の異名を持ち、潜入した冒険者の大半が戻ってこなかったと言われる伝説の迷宮だった。己の腕を信じて迷宮に挑む9人。攻略は順調に見えたが、一人また一人と不審死を遂げていく。「犯人は間違いなく近くにいる!」。探偵として冒険者として、ヴァンはこの難事件を解決し、迷宮から帰還することが出来るのか!?
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こういうの待ってた!
一、二を続けて読みました。
一作目はゆっくりと世界観に入っていく感覚だったのが、この二作目はテンポが良く通常の推理ものでは味わえない新鮮な面白さに浸れる傑作だと思います!
異世界ものに抵抗がなく、推理、探偵ものが好きな方にお薦めします。
今作の舞台はダンジョンです。
異世界ものですが、主人公もチート過ぎることはなく、読者と寄り添う形で謎に挑戦し、ちゃんと探偵ものとして読めます。
文体も読みやすくキャラも魅力的なので少々長めですが一気に読了し、読み返しました。
細かいことを言えば疑問もでるかもしれませんが、私は読後の爽快感もあり楽しく読ませて頂きました。
続編もあれば是非読みたいと思います。