【感想・ネタバレ】縮尻鏡三郎 美女二万両強奪のからくりのレビュー

あらすじ

町会所から千両箱が消えた!
前代未聞の事件は幕閣の醜聞に発展する。

捕縛したものを取り調べる仮牢兼調所「大番屋」の元締を勤める鏡三郎が今回遭遇する事件は、町会所の押し込み強盗。
町会所とは幕府が貧困や災害時の救恤のため民間に設けさせた機関で、そこから二万両が奪われたという。
鏡三郎らは犯人の行方を追うが、事件は幕閣が震撼するスキャンダルへと意外な展開を見せて……。


殺される証人、予測不能な展開。狡猾な事件の黒幕に迫れるか。
冷酷非道な悪に立ち向かう同心の決死の闘い。

※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

町会所から二万両が奪われた。
殺される証人、たぐる事件探索の糸がつぎつぎと切れていく。
上からの邪魔にも、諦めずに黒幕に迫る同心たちの姿が心地よい。

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2019年09月28日

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