あらすじ
名画の悲劇は美術史の知られざる裏の顔だ。修復不可能になったムンク《叫び》、2012年にアパートの一室から発見されたナチス御用画商の隠し絵画1万6000点、8万8000個の破片から再現されたマンテーニャのフレスコ画、フェルメール《合奏》を含む被害総額5億ドルの盗難事件……欲望と不運が綾なす黒歴史に詳細なビジュアルで迫る!
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Posted by ブクログ
モナリザ
1911年イタリア人左官工ペルージャによって
ガラスカバーを施す業者として休館日に持ち出し
自宅アパートに2年間も保管
本人がイタリア人画商にモナリザをイタリアに戻す交渉
50万リラ=5.8億円相当を要求
ひび割れの状態で本物と判断
7カ月間の拘留後釈放
ムンク「叫び」 5枚のうち2枚が強奪
1994年リレハンメルオリンピック開会式の日の朝、
オスロ国立美術館に梯子をかけガラスを割り侵入
ワイヤに吊り下げていただけ
悪人仲間の協力のおとり捜査で逮捕、奪回
2004年オスロ市立ムンク美術館
銃を持つ強盗により強奪
同時期の犯罪の首謀者からの情報で
「マドンナ」とともに発見
その後、4000万クローネ=6.7億円かけた防犯対策
ガラスケースに入れられている