【感想・ネタバレ】貨幣が語る ローマ帝国史 権力と図像の千年のレビュー

あらすじ

古代ローマでは、発掘されただけでも数万種類にのぼる貨幣が存在した。貨幣は一般に権力の象徴とされ政府や中央銀行などが造幣権を独占する。だが、ローマでは政界に登場したばかりの若手や地方の有力者も発行していた。神話の神々、カエサルや皇帝たちの肖像、ヤギや北斗七星など描かれた図像も多岐にわたるが、彼らは貨幣を用いて何をアピールしようとしたのか。図像と銘文から読み解く、新しい古代ローマ史入門。

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Posted by ブクログ

タイトルの通り、貨幣を切り口にしたローマ帝国史で、ぐっと引き込まれた。読み終わったあとはローマ帝国のことをもっと知りたくなること間違いなし。個人的には、昔、ローマ帝国史好きだったよなぁと懐かしく思いながら、おさらいのつもりで読みました…。

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2021年10月11日

Posted by ブクログ

貨幣から読むローマ史。
ユリウス・クラウディウス朝関連が多いが、西ローマ帝国末期までを概観している。
貨幣の図像からそこに描かれた人物(皇帝など)、並びに貨幣を鋳造した者たちをとらえ、彼らが何を言おうとし、そして彼らがどのような存在であったかを検討している。

紙面の制約からか、皇帝による継承アピールが中心だったように思えるけれど、そこに刻まれた文字(クレメンティアとかそういうの)で鋳造者や皇帝がどういう意図を持っていたか? ということについても概観してあったら嬉しかったかも。

巻末の参考文献がとてもありがたい……。

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2020年10月30日

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