あらすじ
森羅万象を笑い飛ばす
ユーモア哲学エッセイ集!!
名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ、「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」
「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、
常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。
著者自身によるイラスト多数収録。
解説・木村晋介
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2009.04.27
本を読んで、お腹がよじれて痛いほど、肩の震えが止まらないほど、耐えられなくなって本を閉じてしまうほど笑ったのは、初めてじゃなかろうか。
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今まで読んだ中で最も説得力のある鋭利な見識を披露されている・・・気がする・・・
一気に読んでると屁理屈の連続にイライラしてくるけどやっぱりおもしろい!
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ギャグのエッセイなんて面白いのか?と思っていましたが、土屋先生の本はちゃんと笑えます。そして、この上なく自虐的な内容を読むことで自分に自身を取り戻す事が出来ます。
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土屋さんの爆笑エッセイ第二弾。
またまた大爆笑!!今回も「はじめに」で早速やられた(笑)
毎回×2よくこんなおもしろいネタ?が思いつくなと、読むたびに平伏しておりますm(≧Д≦)m
今回特に大好きなのは、『わたしのギョーザをとって食べた人へ』と『わたしのボールペンをとった人へ』。
前者に書かれている先生の心の葛藤には、笑いと共に、共感もあります(’▽’*)「あ〜わかるわかる!!」みたいな(笑)
今回読んで決意しました。土屋さんの本は自宅でひっそり読もうと(笑)
あと、本文とは別に興味深かったのが、『ロバなのか暴力団なのか』に書かれていた、ソクラテスと妻クサンチッペの逸話。
余談ですが、ソクラテスは、弟子(だったかな?)に結婚したほうがよいかと尋ねられ、
「結婚しなさい。良い妻なら幸せになれるし、悪い妻なら哲学者になれる。」
といった話で有名。そう、クサンチッペは悪妻だったのです(笑)
閑話休題。
ある日、いつも妻にガミ×2うるさく言われどうして怒らないのかと尋ねられ、
「相手がロバなら、だれだって怒らないだろう。」
また、怒り心頭の妻にバケツの水をかけられたときには、
「雨に降られて怒る者はいない」
と言い、平然としていたそうです。
あぁ〜私もそのくらいキャパの広いオトコと結婚したいものです・・・
って何のこっちゃ!ノ(´д`)
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ウイットと諧謔に満ちた人間に対する鋭い洞察。
とは言っても、お気軽に楽しめます。電車の中で何度忍笑いしたことか。
イギリス滞在時の話題が個人的には好き。ほぼイメージ通りだけど、土屋さんは、かなりイギリス人に近いのではないかな。
哲学の素養は自分にはないが、シリーズを読めばつくのかな?そんなお手軽なわけないな。
Posted by ブクログ
「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」4
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
p60より引用
“どんな人でも、身近であればあるほど事実が知られ、事実を知
れば知るほど尊敬できなくなるのである。”
哲学者である著者による、周囲の身近な事柄についてひたすら
深くひねくれて考え抜いた一冊。
無人島に持って行く物についてから料理の褒め方・断り方につ
いてまで、論理的でユーモア溢れる文章で書かれています。
上記の引用は、想像と現実について書かれた章での一文。
何事にも丁度いい距離というものがあるのではないでしょうか。
テレビは画面に近づきすぎると全体が見えず、なにが映っている
か分かりませんし、離れすぎても同様です。人との関係も、丁度
いい距離を維持できるように、普段から気を付けたいものです。
各章の最後に、多分著者の手によるイラストが描かれています。
なんとも味わい深いものなので、一見の価値があるのではないで
しょうか。私の感想としては、天は二物を与えず、といったとこ
ろです。
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ヒジョーにくだらない。そしてバカバカしい。
だけど、そこがいい。
この本を読んだのももう10年くらい前のことですが、また久しぶりに彼の本を読んでみたいな。
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先日、本屋でこの方の本の帯に「身の毛もよだつ理屈」と書かれていました。なるほど、確かにそのとおりだと思います。
個人的にお気に入りは
「助手室に入ってはいけない理由」
「わたしのギョーザをとって食べた人へ」
「ロバなのか暴力団なのか」
その他面白いのがたくさんあります。勉強にはなりませんが、おかしくてたまらないです。
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哲学者によるエッセイ。
鋭い洞察力で、どのページでも随所に少ボケが散りばめられている。
「助手室に入ってはいけない理由」
「ロバなのか暴力団なのか」
「カモと宝くじとホーキング博士」
が面白かった。
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列車の中で読んで笑ってしまった。
とくにイギリス留学の話と知覚・味覚の話で笑った。
お笑い哲学エッセイってまったくその通り。
どうでもいいような哲学的薀蓄満載です。
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哲学者のおじさんが適当なことを綴っております。でも考えてみれば、こんな論調のエッセイってありそうで今まで読んだこと無かった気がする。ときおり哲学っぽいことにも触れられます。
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名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。著者自身によるイラスト多数収録。
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~内容(「BOOK」データベースより)~
名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。著者自身によるイラスト多数収録。
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定番の助手ネタも面白かったが、「わたしのギョーザをとって食べた人へ」にはとにかく笑った。
Posted by ブクログ
「われ笑う〜」の第2弾。かるい気持ちで、なんか本読みたい気分の時にはうってつけ。自虐的なうえに他虐的?で、ニヤニヤしながら読んでる自分が気持ち悪い感じ。何でもつきつめて考えると、なんとなく笑いに落ち着くもんだ。
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割とはじめの方に書いた著書なのかな?
土屋賢二は割とコンパクトにユーモア溢れるショートな日常を切り抜いているイメージだったけど、比較すると文章量あるなぁって印象だった。
けど、外国の研修など読んでいて土屋賢二のユーモアは外国でも通常運転なのか、、と驚いたし、面白かった。
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「わたしのギョーザをとって食べた人へ」など、著者のユーモア・エッセイを集めた本です。あいかわらずのひとを食ったような文章に加えて、今回は著者自身によるシュールなイラストが添えられていて、相乗効果を生んでいます。
また、「カモと宝くじとホーキング博士」「イギリス人との会話」の2編は、著者のイギリス留学体験をもとにしたエッセイです。
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ユーモア哲学者・土屋賢二のエッセイ集、第2弾。ギョーザを食べられてしまったことをひたすらグチる「わたしのギョーザをとって食べた人へ」、土屋節半開の「無人島へ持って行くもの」、ひたすら笑いを取りにいく「はじめに」、ひたすら妻にわびる「妻への詫び状」などなどユーモアとシュールに満ち溢れた短編集。しかし土屋ワールドをもっと堪能できるのはこのあと出版された「紅茶を注文する方法」なのだ。
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浪人生活中に あまりに鬱になりどうしたものかと思っていたら、その当時の予備校の現文担当の石動先生が進めてたので息抜きと思い買った。
よく口を押さえながら予備校の休憩質で読んでいた覚えがある。 あの時はひどいうつだった。
Posted by ブクログ
軽く読める本。
爽快な毒舌。かなり笑えます。
バス待ってるときとか、ちょっと時間のあるときに読んでました。
「人間は笑う葦である 」を私が買ってしばらくしたら弟がこの本買ってきたから、弟も気に入ったのかな。
高3