あらすじ
「それでは私、シルヴェストフさんの夜のまかない係を仰せつかりましょう」(意味深) 食べること大好き女子がイケおじ伯爵の胃袋を掴む、異世界ラブファンタジー! 気が付くと知らない世界にいたユリ。野宿二日、空腹は頂点に達し、広大な屋敷に迷い込んだところ、そこにはロールパンを両手に持った厳めしい表情の男が! 必死の思いのユリを憐れんだのか、彼女を屋敷に招いたその男、シルヴェストフ伯爵に気に入られ住み込みで働くことになるユリだが、彼がせっかくの料理を残しまくるひどい偏食持ちと知り……。
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良かった
ユリの言うことはちゃんと言うところ好感がもてました。執事やメイドさんやコックさんや皆が優しくて良かったです。執事さんいい味出してた。突然出てきた元妻はその後も出てくるのかと思ったらそれっきりだったので何だかなあと思わなくもないけど特に事件もなくユリの料理にみんなハマッて行くのちょっと笑った。妊娠してお腹が大きくなってきてって書かれてたけど、そこまで書いたなら出産もその後も書いてほしかったです。全体的にまとまってて楽しく読めました。
ホンワカ
異世界に転送されたヒロインが、おおらかで前向きに頑張る強いキャラで、ヒーローとラブラブな人生を手に入れて良かったです。
ちょっと可哀想なひんせいを送っていたヒーローが36歳とちょっとオジサンですが、可愛くもあり情熱的でもあり、良い味出してました。好みです!笑
美味しいお話
ヒロインは現代からいきなり異世界へトリップしてるし、それに対しては何の説明もないけどあまり気にならないな。ヒロインが明るく前向きな子(といっても26歳だけど)だから、悲壮感もないし、日本の感覚や食文化によってヒーローをメロメロにしまくってる(笑)悪者が一切出てこないので、ゆる〜い甘々な2人のイチャラブを堪能できて楽しかった。
Posted by ブクログ
間違っていると思うことはちゃんと主張し、言わなければいけないことをちゃんと言うユリは見ていて気持ちがいい。突然、見知らぬ場所にいて不安なはずなのに、快活さを失わないし。シルヴェストフの食事を改善しようと頑張るユリも、頑張って食べようとするシルヴェストフも可愛かった。自分の常識をことごとくぶち壊すユリは、シルヴェストフにとって衝撃的だっただろうな。と思う。幸せな家族の今後をもっと見たくなった。