【感想・ネタバレ】白い衝動のレビュー

あらすじ

小中高一貫校でスクールカウンセラーとして働く奥貫千早のもとに現れた高校1年の生徒・野津秋成は、ごく普通の悩みを打ち明けるように、こう語りだす。「ぼくは人を殺してみたい。できるなら、殺すべき人間を殺したい」千早の住む町に、連続一家監禁事件を起こした入壱要が暮らしていることがわかる。入壱は、複数の女子高生を強姦のうえ執拗に暴行。それでも死に至らなかったことで、懲役15年の刑となり刑期を終えていた。「悪はある。悪としか呼びようのないものが」殺人衝動を抱える少年、犯罪加害者、職場の仲間、地域住民、家族……そして、夫婦。はたして人間は、どこまで「他人」を受け入れられるのか。社会が抱える悪を問う、祈りに溢れた渾身の書き下ろし長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。でもやっぱり、実際に自分の住んでる地域に入壱のような犯罪を犯した人が住んでいたら追い出したくなるんだろうなと思う。

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2023年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は千早を理解することができない。
そんな簡単な言葉で片付けていいのかわからないけど、私は入壱が死刑になれば良かったと思うし、街から追い出されたら彼はどこで生きていけば?孤立してしまうというの助けるべきだとも思えない。
特に、よくないことだと理解した上で、それでも抑えきれなくて殺してしまう人なんて、恐ろしすぎる。包括すべき、受け入れる社会にするべきだって言われても、作中にもあったけど何がトリガーかわからない人のことを、自分や、自分の大切な人が殺される可能性が高いのにできるわけない。
千早が秋成の居場所になりたい、けど身近な人が被害を受けたら秋成を許せないだろう、って言ってたけど、私が千早の身近な人間やとして、被害を受けたなら、少しは千早にも憎しみが向いてしまうと思う。
あの時千早がすぐに隔離施設に入れるように動いていたら?千早も結局自分の衝動のために、秋成といることを選んでると思う。
秋成が自分の身近な人を殺した時、秋成を許せない、だけじゃなくて自分も許せない、にはならないのかな、後悔しないのかな
一応最終的に秋成をワークショップに進めたけど、遅いと思った。たまたま、本当にその期間で人を殺さなかっただけというか、、
犯罪者も包括することで自分がそうなった時のために、、も理解できなかったけど、後半で明かされる千早の精神性からくるならそうなのかな、、理解できなくも??と思った
一回犯罪を犯した人とそうでない人の差は大きいと思う

「性格的特徴をクローズアップし、極端な色をつけて症状に仕立て上げるのは、どんな人間に対しても可能だ」
この小説でゾッとした文は何個かあったけど、1番ゾッとした

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり面白かった。
確かに難しい部分もあったが、登場人物たちの心情が表れている部分も多く、なるほどと思わされる点も多かった。
心理学の部分は専門用語も多く分かりづらかった。
秋成・千早・入壱がどこで繋がるのか内心ドキドキしながら読むことができた。

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2024年04月17日

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ネタバレ

もう少しそれぞれの人を深堀して欲しかった
主人公あんま好きくない、というかよくわかんない人。女性だから特にかも。クレバーさを感じない

物語自体は面白い
マジか、ってなるやつ

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パイセン本。スクールカウンセラーの奥貫千早、「人を殺してみたい」という強烈かつ純粋な衝動を抱える野津秋成、凶悪犯罪で15年の服役を終えた入壱要、「包摂は洗脳になる得る」と説く千早の恩師寺兼、この四人を中心に物語が展開される。終始重苦しい展開だが、目を話すことができない。「排除せずに理解するほうが正しい」という言葉だけでは済まされない。リスクや責任も背負った上で、包摂は本当に可能か?と社会が他者をどう扱うべきかをずっと問いかけられる。入壱に関しては私は受け入れられないけど、他の問題は自分でもわからないなぁ。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カウンセラーと殺人衝動が湧き上がってしまう少年と連続強姦魔と。 「一度罪を犯した人間は許されるべきではない?」みたいなテーマで全体が構成されていて、ミステリーの括りに入るけど、別にその要素はいらなかったのでは?と思わせる重い話。重い割には読ませる文章だったので疲れた。

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2025年06月16日

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