【感想・ネタバレ】やっぱりミステリなふたりのレビュー

あらすじ

薬剤師夫婦がシチューで毒殺。が、各々の皿の毒が異なり夫婦互いに殺し合ったかに見えた事件の真相「皮肉な夕食」。交通事故で男が死亡。しかし彼が撥ねられる直前に青酸カリを服毒していた謎「死ぬ前に殺された男」。最愛の夫が殺人の重要参考人に指定された狼狽と困惑「容疑者・京堂新太郎」など〝氷の女王〟景子と新太郎が大活躍する傑作7編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

京堂夫婦の活躍をまた楽しむことができて大満足。
トリックが割と凝っているのに短編でさくっと纏まっているのがこのシリーズの強み。
しかも、毎回新太郎君が作る料理が美味しそうで美味しそうで。
今回もそういったお得感が素晴らしかったです。
「何故そういうトリックを使ったのか」その必然性を考えていくのが本当に楽しい。
毒殺が2編あるけど、それぞれでちゃんと毛色が違うのもいい。
びっくりしたのは、新太郎君が危うく容疑者になりそうだった話。
もしかして京子さん大ピンチかと心配したけど、逆にいつも以上のスピード解決劇だった気がする。
本当に夫大好きですね、京子さん。
そこがまた普段とのギャップ差があって好き。
なお、ほぼ毎話、新太郎君がひん剥かれる展開は今回も健在。
それでこそ安定の京堂夫婦である。

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2019年09月08日

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