あらすじ
「ふつう」に恋をするってむずかしい。「君と僕は合わないよ」 一颯(いぶき)にそう伝えられ落ち込む椿。でも一颯の幼なじみ、桜介(おうすけ)に背中を押され、あらためて「好き」と伝える。まっすぐな椿の思いにふれ、一颯は中学時代の苦い記憶を呼び起こしてしまうが…?
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ふつうってなんだろ?
一つ年上の一颯君を好きになった椿ちゃん。一颯君は聴覚障害があり、なかなか気持ちを受け入れてもらえないけれど、椿ちゃんの一途さに胸を打たれます。タイトルが意味しているのはこの事なのだと、巻を進める毎に考えさせられます。高校生のピュアな恋のお話だけど、ふつうってなんだろ?と作品中の登場人物のひとりひとりに想いを寄せて、楽しめるお話だと思います。
絵が
ほんわかしていて好きです!
2人のやり取りがもどかしくてドキドキします。帽子被せるのが あんな自然にできちゃいますか?最高なんですけど!サラッとしててキメた感じなくて良い〜!
おもしろい
四人の思いがさらにからまって、おもしろいです。おうすけくんの気持ちに、そうだったの!?とびっくりしました。どうなっていくのだろう。
Posted by ブクログ
んー…そうだったのか。桜介くん。
切ないわー。椿ちゃんの恋話に付き合ってるけど、どんな想いで聞いたり、さりげなく彼女を励ましていたのだろう。彼の家庭の事情がちょっとあきらかになって、その時の椿ちゃんの反応が「そっか」と普段通りの返答なところも印象的だった。普通だったらまずいこと聞いてしまった。という表情になるところだと思う。椿ちゃんも本当にイイコだ(´- `*)
一颯くんは椿ちゃんを悲しませる天才だな。
「付き合えない」「けどそばにいてほしい」
なんじゃそりゃー。それもずるいこと言ってると自覚してる。それでも椿ちゃんは「好きでそばにいる」ってどんだけイイコなんだ!
2巻で椿ちゃんが一番可愛かったシーン。第7話の缶ジュースを一颯くんにおごってもらったところ。笑ってしまったのは映画のタイトル。「空気の子」( *´艸)
はたして桜介くんは気持ちを心に秘めたままなのか…。3巻も楽しみです♪
匿名
二巻目
東京から地方に引っ越してきた花川椿は外出中にパスケースを落とした人にそれを届けるがその後電車の中でその人かららしきメモのメッセージに彼のことが気になる。
高校に入学後彼を見かけた椿は接点を持とうとするが彼、草野一颯は耳が聞こえないのだった。
そして一颯はスマホで冷たいことを彼女に突きつけるがそれでも食い下がる椿に根負けしたのだった。
しかし一颯が日高先輩と付き合っていたこと、日高先輩は彼のことがそんなに好きではなかったことなど色々知ってしまい自分とのギャップを感じてしまった。
ただ好きという感情のままにまっすぐ向かってくる椿と過去のことからそれが思うようにできなくなってしまった一颯。
周りの人たちもそうだけど言わないだけで色々持っている、思っていることがあるんだなぁと改めて思った。