あらすじ
巷の「話し方」の本には一番大切なことが抜けている。それは、会話では「自分のこと」ではなく「相手のこと」を話すということ。自分の話をやめるだけで、仕事も人間関係も俄然よくなると著者は断言。そこまで言い切れる根拠とは? 「相手は自分の話に興味を持っていない」「『自分をわかってほしい』と思うことほど傲慢なことはない」「『質問』にあなたの全てが表れる」「プライベートなことを聞かないほうが失礼である」等々、普通の人が気づけない会話の盲点を指摘。仕事や人間関係が面白いほどに好転し始める話し方を網羅した一冊。
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Posted by ブクログ
役に立った!
早速本にあることを実行してみたら、驚くくらい同僚との関係が近くなりました。
人間関係をよくしたいなら読むべき。
会話の例がかなり具体的なので、実践しやすいです。
逆に人間関係なんてどうでもいい人には、ずーーーっと馬の耳に念仏。笑
そしてときどきすごい辛辣。「ん?」って思うところもちょいちょいありますが、その辺はうまくスルーすればいいのです。
それが人付き合いですよね、きっと。
人との縁を大切にしていきたいので、これからも役立てて行こうと思います。
Posted by ブクログ
逆張りで世間に一石を投じるという意味で面白い。みんなの評価も高低はっきりしている。人はなぜ商談にそんなに時間かけるのか意味がわからないと考えてたので本書の内容には共感。
但し、本書の主張はコミュニケーションの1つのゴールには違いないが、独りよがりの雑談も交えた敢えて時間を浪費するコミュニケーションにも違うベクトルのゴールがあるのではないか。
Posted by ブクログ
1.自分の話で相手に対して「教える」という意識が強いので、それをなくすために読みました。
2.人は誰しもが「自分のことをわかってもらいたい」という思いで会話をしています。そして「意味のある内容」になっていることを求めています。本書では、意味のない雑談(単なるインフォメーションや広がらない天気の話)は無意味だと言っています。意味のある雑談にするためには相手から話を聞き出すことが大切です。本書ではそのためのスキルが書かれています。
3.本書を読んで「わかる」と「できる」ができていないことのギャップに衝撃を受けました。
私自身、「NAMIさんはどう思う?」と答えた時以外には話さないつもりでしたが、そこでの話が長いことを思い出しました。そして、聞き上手ということを相槌をうつなどしかやっておりませんでした。
本書でも述べている会話の基本は3K(感謝、感激、感動)で、反応上手になることが秘訣ということが学べたので良かったです。
Posted by ブクログ
身に染みること多し
気付かなかった簡単はコミュニケーション術もありました
基本は相手の気持ち、立場になれば、わかることばかり なんだけど
思いやることが大事だなと改めて思いました
Posted by ブクログ
■雑談には大きく三種類ある。
①相手から「求められていない話」
自分の意見やアドバイスなどごく一般的な内容
⓶「●●であろう話」
確証のないうわさや推測の「多分…だと思います」といった内容
③得のないムダ話」
会話を途切れさせないためだけの「だから何?」といった誰も得しない内容
■相手に失礼なく話を切り上げるための公式
①共感・心配の一言
それは辛いですよね、それは心配ですね など
⓶即行動の提案
相手のためにベストなことを提案
③即実行
具体的なアクション
■3Nな人
相手に対して「配慮がない、気が利かない、興味がない」
■話しかけるタイミングとは、あなたが話しかけたいタイミングではないということ。
Posted by ブクログ
元スッチーさん、というところで何となく自分と違う世界の人だなと思ってしまうことを除けば、相手の立場に立って物事を考え、発言できているか、という大切なことに気がつかせてくれるとても良い本だった。
Posted by ブクログ
俗に言う「コミュ力」という言葉は、周りに聞く限りでは、「話し方」の方に重心が傾いていて「話し下手なんだよね」という使われ方をしている場合が多い気がする。
頭の中でぐるぐると考えを巡らす中、「自分のことは話すな」という刺激的なタイトルに目を引かれて購入。
こういったタイトルの本は、少し自分に向かって言われているような気がして、ゾクッときてしまう。
この本では、主に相手のことを考えていない、話したところで誰も得しないような会話を「雑談」として、バッサリと切り込んでいる。
(タイトルは、自分の身内話をしてはいけない、相手の話を黙って聞いていればいい、という意味ではない。)
話す側を重点に置くような、間違ったコミュニケーションを否定し、相手の反応を読みながら会話をするべきだ、と。
ここまでは自分がすでに知っていることであったが、ここからが今まで読んだ本とは違う点。
聞く力、いわゆる「傾聴」という考え方が浸透しつつあるが、どうも、ただ話を聞いてうなづいている人が多い。「聞き上手」は増えたが、「反応上手」は少ないという。
振り返ってみても、反応が薄いな、と感じた人や、聞いているフリをしている人がいると感じたことはあったが、そうした、考え方を持つことはなかったので、なるほど、と。
反応を見ながら話をすることを心がけていたものの、やはりまだバランスをとりきれておらず、話す側の視点によっているなと、反省した。
聞く際にも、相手の話を聞いて、ただ頷くだけになっていないか。
「聞き上手」同士の会話は、いずれ「雑談」になるのかもしれない。
Posted by ブクログ
本当に身につまされる事だらけでした。
自分のことばかり話して、なんて自分大好きなんだっっ!私めっ!
人の話を奪ったりして、失礼すぎるっっ!
と、自分を戒めてもう一度会話術を身につけていきます!
Posted by ブクログ
ビジネスマン(特に対人接触が多い人)におすすめな本です。コミュ力とは?雑談力とは?色々と気付かされる内容でした!ちょうど、読み進めているときに、この内容に書かれているダメな例の会話を美容院でされたときに、ハッとさせられました。向こうは悪気ないんですよね。。でも受け手によっては、気分を害することもある。非常に考え深い内容でおもしろかったです!
Posted by ブクログ
メインタイトルとサブタイトルが逆ですね。
全体の内容が「仕事と人間関係を劇的によくする技術」、その中の最大の主張が「自分のことは話すな」。その次に主張しているのは「雑談は無駄」
【本書を読んで思ったこと】
Q.自分のことを話さずに、どうやって信頼関係築いて行くの?
A.まずは相手に尊敬と関心を示すことからはじまる。きちんと共感し、踏み込んでいく(自分のことは一切話すな、ということではない)
1.なぜ相手に関心を示す
・人は多かれ少なかれ、人との温かみのある会話をしたい
・そもそも相手は自分に興味を持っていない。そんな中で、自分のこと話されても、相手の時間無駄にするだけ
2.相手との距離の縮め方でダメなこと
・雑談。雑談は逃げている。沈黙を恐れていたり、相手が自分を受け止めてくれないことを恐れていたりして、当たり障りのない雑談に逃げている
・相手の話に「私も〜」と入り、話を横取りする
・無理に褒めるのは不審感。尊敬と関心を持てるポイントを探す。会えたこと、時間取ってくれたことへの感謝も
3.どう活かして行くか
・相手の話したことに反応、共感する。相手が遅れたことに対しても「大丈夫ですー」だけでなく、理由に触れ「大変だったんですね。大丈夫ですか?そんな中ご対応ありがとうございます」など
・「人の気持ちを考える」というのは難しいけど、せめて「自分の言動で、自分が世間や相手からどう思われるかを考え理解する」(自分の経済力、体格、家庭など、相手との比較)
292ページあり、例が冗長なところ等はあります
Posted by ブクログ
・「相手を褒める」は上から目線
・「好かれる人」より「少し緊張させる人」であるほうがいい
・SNSで好き嫌いを発信しない
・「それでおなか一杯になるの?」発言の危険
・私的なことを聞かないほうが失礼
・「信仰、政治、病気」の話題を避けない
そして、題名にある「自分のことは話すな!」
要するに相手のことを想えてれば自ずとそうなるはずの、他者との関りを持つ際にお互いの時間を大切にするいくつかの局面事例集
カーネギーの本を思い出した。
Posted by ブクログ
仕事と人間関係をよくするためにどうするか。自分の目的を常に意識する。相手の状況把握と相手の問題解決と自分の目的をどうマッチさせるか。
自然な感情としての自分を知ってほしいを認める。でも、それは置いておく。相手に対する配慮、興味、気を利かす。出会ったら相手のことを3つ知ろう。主語を自分から相手にする。主語3回自分になったら話を聞く立場に強制的にスイッチ。相手の顔色汗のかき方呼吸の速さ紙や服装の乱れ手荷物の大きさやボリューム表面の情報から体調疲労感急ぎ度公私緊張度等の状況や心理状態を観察。相手のニーズに合った提案のために情報を得る。相手にとって重要か無駄か考えるメタ視点を持つ。これが解決出来たらうれしいと相手が感じていることの一つへのアップローチで相手への役に立つ。態度を受け止めて全力で反応する。相手が求めるずばりの答え。アイディアや代替案は相手が選択できる範囲で。感謝。前に一度説明させていただきましたがわかりにくかったでしょうか。申し訳ありません。名前の引用。自分のことを話さず相手のことをきく。呼びかけ時にさーん、と高めに発生、相手より先にポジティブ印象コメント、相手を機にかけていることがわかる質問。メタ視点を持つ。周囲の人や状況に目を向けてその場でしか得られない情報をとる。口を閉じておく。どうしたら個性的な○○が似合うようになれるんですか。
Posted by ブクログ
人は想像以上に他人の話に興味がない、それは自分にも当てはまることです。その上で、どれだけ自分が相手を尊敬しているか、また心を開いてもらいたいほど好きかということを伝えられるのが「自分の話をしないこと」であると突きつけられました。
オーバーリアクションではないか?という意見もありますが、相手のことをよく観察して話題を振ったり、名前を呼んだりというのはよっぽど意識していないとできないことだと思います。その労力が相手にも伝わり、良いコミュニケーションにつながるというのが筆者の主張だと解釈しました。
ただ、SNSで特定の人を好きだと投稿することは不利だという話には納得できませんでした。確かにビジネスでは縁を逃すかもしれませんが、日常生活においてはそれがきっかけで不仲になることはそうそうないと思うからです。むしろその人との仲がより深まるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
「自分のことは話すな」と聞けば冷たい人間関係を思い浮かべるかもしれない。それがむしろ信頼を生む第一歩だという。――人はつい自分をわかってほしくて語りすぎる。だが相手が本当に求めているのは共感よりも安心である。耳を傾け相手の言葉を受け止める沈黙の力こそ円滑な関係を育む鍵なのだ。語らぬ強さがやがて人を惹きつける。仕事も人間関係も主役は常に「自分」ではなく「相手」である。
Posted by ブクログ
他人との関わり方へのアプローチの仕方の本。他人への敬意や興味を忘れず、他人へ心を揺さぶれる存在になりたいと思った。人間関係は死ぬまでしていかないといけないので、自分の自慢や自己満、傲慢さを捨てて、いかに他者へ気を使えるか空気を読めるか自分への成長の一歩になりそうな内容だった。謙虚!謙虚!謙虚!
Posted by ブクログ
人と話すのが下手、上司に適切なタイミングを見計らって話しかけるのが苦手といったことを解消したくて手に取った。
何秒とか音階で言うとこの音、とか具体的すぎてびっくりする箇所もあったけど、それほど著者が自分の発する言葉に気を遣っているということなんだろうな。いくつか実践できそうなことや、心構えがあったので明日からやってみます。
Posted by ブクログ
分かりやすくスラスラ読めました。
作者が女性なので、どちらかと言うと女性向けなのかなと感じました。
ただ、その中でも実践してみようと感じたことはいくつもありました。
Posted by ブクログ
参考になったところ
·小道具(アメちゃんや絆創膏)を持つこと
·質問を受ける際、相手に配慮する
·相手が欲すること、喜ぶ事は何か考える
いずれにしても、ちょっとした気配りで、状況は大きく変化する。気配り目配り心配り。
Posted by ブクログ
読みやすい本ですし、言いたいことはよくわかりましたが、「自分のことは話すな」というタイトルには違和感が残りました。
自分は自分のことを話さない一方で、話し相手は、話し相手自身のことを話すわけで、コミュニケーションの非対称性に違和感を覚えたのだと思います。
本の中の見出しの一つに「話したいことの5割をカットせよ」というものがあるのですが、こちらの方がしっくりきます(5割については、もっとキャッチーな数字があれば、そちらに変えてもよいと思います)。
そういうタイトルにしておけば、「カットした5割は、相手のことを思う話に置き換える」などと説明することで、会話の分量を減らすことが目的ではなく、会話の質を変えていくことを伝えやすくなったのではないかと思いますし、著者の意図は、そこにあると思います。
Posted by ブクログ
タイトルからしてドキッとしてしまう心当たりありまくりの本!!間を埋めるために内容の無い話をよくしてしまう私にとってはぐうの音もでない内容やけど、例え話を交えて具体的に書かれているし、心がけていけばこれからの日々が好転しそうなポイントを教えてくれる本
日頃の会話の意識の高さアップ ★★★★★
無難な会話ばかりの日々とお別れ ★★★★★
信頼される人になれるかも ★★★★★
Posted by ブクログ
雑談をせず本題に入ることの大切さ、たしかにーって思った。
毎回脊髄反射で、静かなとき自分の話しちゃうから、相手の話を掘り下げられるようになりたいなぁ
Posted by ブクログ
夫の本棚にあったので私も読んでみました。
相手を誉め、その場の空気を読みながら気の利いたことを言いつつ、基本は気持ちよく相手に話をさせて、自分の本来の目的(商談成立等)を達成しよう、という主旨の本です。
私自身は普段から(親しい人は別として)聴き手にまわる場合が多いのですが、それは相手に気持ちよくさせるためというよりは相手に話してもらった方が私がラクだからです。
仕事関係者やまだ関係が浅い人には特にそう感じるので、今後は本書の中の
・相手に感謝・感動・共感・尊敬したことを素直に伝える
・少し先のことを提案する
・相手がすぐにこたえられるような聞き方をする
というところをスムーズな会話と相手への思いやりのために意識していきたいと思いました。
最後に。
著者はカンペキな接客が出来、顧客とも理想的な会話が出来るのでしょうけど、相手に求めるレベルも高く、プライベートでも人へのジャッジが厳しそうな人だと感じました。
気が利かない人に対して辛辣そうで緊張させるタイプ。コワイ。。
Posted by ブクログ
これが全部出来れば社会人として良いのかもしれない。
人への対応が上手くないのは、人に対して興味感心が低い、表現が乏しい、感じも反応も良い人を目指す、もっともだけれど自分がされたらちょっと暑苦しいかな。
でも普段の生活はともかく、働くという事はこういう対応が必要なのだろう。
Posted by ブクログ
書名が本書の主張。
私のことを分かって欲しい。と言う気持ちは傲慢。まず相手を観察する。
相手を褒める。は上から目線である。相手に感謝、尊敬を伝える。
少し先のことを考えて話をする。
好き嫌いの発言は要注意。人ではなく、どの部分が良いかを伝える。
紹介されやすい人の特徴。
礼儀正しく、分かりやすい自己紹介ができる。
話のネタ選びが健康的である。
清潔感をキープする余裕がある人。
相手が求めるズバリの答えを一言で出す。
アイデアや代替案は相手が選択できる範囲内にとどめる。
プラスの感情を伝える。
Posted by ブクログ
私はどうしても自分の話ばかりしてしまうので、タイトルに惹かれて読んでみました。
落ち込みました。
やっちゃいけないことばかりやってます。
自分の話を聞いて欲しいとばかり思っていた自分が大変浅はかだったことがわかりました。
なるべく自分の話はしないようにしたいと思い、少し実践してみたら、たしかに、人間関係がちょっとスムーズになったかもしれない。
でも、かなり前のめりすぎる例ばかり載っています。ここまでしなくても、もう少し自分を大切にしてもいいと思う。
読むのが辛い本でした。
Posted by ブクログ
読み切った。
無駄ではない話、相手を思いやっているか、
双方の関係が良くなる様な会話。
現代は、物が売れる時代ではなく、物を選ぶ時代、
人も選ぶ時代。
と、まあ、似たような話を300ページも連ねて書かれているので、私には無駄な話も多々あった。
Posted by ブクログ
具体例や著者の体験など、すこしやりすぎなのでは?と思う部分はあったものの、全体的にはやるべきことやテクニックを詳しく説明しており、実践したら役に立ちそうなことが書いてあった。
本の内容としては当たり前のことで、
人と話すときは自分主体でなあなあに話を進めるのではなく、相手に関心と興味を持ち、話の中で相手の変化を聞き漏らすことなく上手にリアクションを取って、気の利いたことを言うのが大切、みたいなことが一貫して書かれていた。
会話においてこういうことをずっと考えている人がいたら怖いなぁと思ったし、私自身はこのようなことをずっと意識して話すのは無理だと感じたが、
ムダな話をせず、相手に興味と関心を持って話をしようという意識にはなった。
Posted by ブクログ
この本の内容は、とても新鮮味が溢れていて、勉強になる一冊です!私たちの日常会話がいかに無駄だらけか反省すると共に気持ちの良いコミュニケーションを目指しましょう。