あらすじ
少女たちと――…大鳥、狼、鳥人、吸血鬼、ライオン、化け物。
ながべが描くヘンテコな愛の物語。
●収録作品●
「デージー、またあした。」
贈り物を携えて、大鳥は足の悪い少女のもとを毎日訪れる。
「オオカミニンゲンとにんげんおおかみ。」
狼が少女に与えるのは人間らしい暮らしと、愛。
「非常食とご馳走。」
鳥人がひろった少女は“非常食”か“ごちそう”か、あるいは…。
「まよなかのワルツ」
毎夜開かれる小さな舞踏会。少女と吸血鬼はワルツを踊る。
「しろ の おうさま。」
檻の中で生きる白くて強い獣と、白くて弱い人間。
「みえないひとたち。」
目の見えない少女は"醜くおそろしい化け物"と暮らす。
『異種恋愛物語集』収録作品を中心に、人外×少女の読み切り六作品を収録。
多様で豊かな関係性が描かれる珠玉の短編集がここに。
※帯をのぞいて、カバー下本体表紙・著者コメント等を含めすべて紙版のコミックスと同一のものです。
感情タグBEST3
バケモノ×少年少女
全6話の短編集作品。漫画と言うより、芸術性が高く画集のような。でも漫画としても成している。不思議な漫画作品です。
絵柄が可愛いしバケモノもコワ可愛い?魅力的なキャラクター。描きこみも線描写もセンスの良さを感じます。
こちらの先生の長編作品も気になるので読んでみたいと思います。
プレビューで「デージー、またあした。」を丸々読めて、その後で購入。(ピクシブでは三篇まで読めるのでさらにお得。)ながべ先生のなじみの欧風絵柄と御伽噺に惹かれているならこの短編集はぴったり。どれも好きな話ですが特に気に入ってるのは「デイジー」、「しろ の おうさま。」、「みえないひとたち。」。
あとキャッチコピーは「少女たち」というが正確に言えば少年が一人いる。