あらすじ
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星はなにでできているの? どうしていつも私の上に雨が降るの? 時間っていったいなに? 10万部突破のベストセラー『翻訳できない世界のことば』の作者が贈る、小さな美しい科学絵本。私たちの世界を司る宇宙の原理や法則、自然の中にある不思議について、科学的な知識を織り交ぜながら詩情豊かな文章で綴る。みずみずしい感性で捉えたイラストと共に、読む人を日常から広大な宇宙の旅へと誘う。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
素敵な本に出会って、読んで、それが仕事になるなんて、それを仕事に出来るなんて素敵すぎる
前田まゆみさんの本のチョイスが素敵過ぎて
この本も素敵です
Posted by ブクログ
「私たちの体は、じつは星くずでできています。」
という書き出しを書店で読んで、一瞬で心を撃ち抜かれて即購入してしまった一冊。
宇宙や天体が好きなことはもちろん、ポエトリーな科学全般に弱いのです。
眠る前や、朝に一杯のコーヒーを飲み切るまでの時間などに、ゆっくり時間をかけながら読んだ。
「太陽を食べながら」
「今日、あなたはもうあなた自身ではない」
「雲に泣く」
「本当は、何を吸いこんでいるのだろう」
「ストレスにさらされるサンゴ」
「あなたはただ、一番最近思い返したことだけを記憶している」
「それはただの夢だった」
「死にゆく星々の匂い」
「宇宙に電話をかけたい」
「翼を持てるかもしれない」
「永遠の真実はない」
などなど。著者エラ・フランシス・サンダーズさんが紡ぐ表現と、キュートでコズミックなイラストが醸しだす作品全体の雰囲気がとにかく好き。
科学の偉大さを身近に感じて、そのうえで、私が今ここにいることのとてつもない奇跡を信じたいような、不思議であたたかい気持ちになる。
Posted by ブクログ
宇宙や原子のことなど理科の教科書でしか見たことのないことがちょっとずつ小話で物語のように書かれていました。
ふーん、そうなんだーと純粋に思えました。
Posted by ブクログ
タイトルとイラストに惹かれて、何気なく手にとった。
熱さは熱エネルギーであり、温度が変わるのは熱の伝達である。光は宇宙や空間を通してエネルギーを運ぶ1つの方法である。私たちの太陽系は、天の川銀河と呼ばれる銀河の一部で、太陽は1000億個から4000億個もある恒星のうちの1つに過ぎない。2014年9月に天文学者たちは、天の川銀河が属しているこの銀河集団は、以前考えられていたより100倍も大きく、幅が5億光年あることを発見した。
このことにワクワクしないとしたら、何にワクワクすれば良いのでしょう?
とにかく人間と言うのは本当に、とてつもなく、打ちのめされるほどに小さなものであるということ。そして宇宙の広さや星のことなど、そんなことまでわかっている学者がいるということ。本当にワクワクする本でした。
読み終わって、翻訳できない世界の言葉の作者であったことに気づいた。どうりで好みのはずだ。
Posted by ブクログ
宇宙だけでなく幅広い。今度小6になる娘に勧めたらそれなりに面白いらしく、自分より熱心に読んでいる。1つの物事の章が短く、毎回絵があるのがよいとのこと。娘は読書慣れしているから読めているが、ルビはなく字は多いので、一般的に見ればやはり大人、もしくは中高生向きか。
Posted by ブクログ
とても優しくて素敵な文章たちによって、宇宙の神秘の断片を知ることができる。奇跡のような偶然、あるいは、必然によってこの宇宙は成り立っている。サンダースさんの他の本も読んでみたいと思う。古代エジプト文明も1時間の長さが季節によって変化する不定時法だったそうで(江戸時代の日本で使われていたのは知っていたけれど)、よく考えたら不定時法の方が、感覚的には自然なのだと思う。
Posted by ブクログ
題名から宇宙の色々なのかと思って読んだのですが、宇宙に限らず宇宙を構成するもの、太陽系と地球、地球上の様々な事象、人間、動物、植物…
読んでいると心安らぐように納得できます。しかし私の能力では、それを他の人に同じく説明してあげられない事が情けない。
イラストも良かった。