あらすじ
山の中の一軒家で、祖父とふたり静かに暮らしていた柊。そこへ祖父の元教え子である藤澤和章が、蔵書整理に通ってくるようになる。彼はプロダクトデザイナーで、現在は休業中とのことだった。和章の率直すぎる言動に最初は腹を立てる柊だが、交わす言葉が増えるうち、それが無器用なまでの誠実さゆえと気づく。自分同様心に“とげ”を抱えているらしいことにも――。「ふったらどしゃぶり」スピンオフ、完全版で復活。
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Posted by ブクログ
もう何書いても前作のネタバレになりますのでネタバレありレビューにしときます!
ふったらどしゃぶりのスピンオフ
和章の物語です
とりあえず
和章ーーーーーーー!!!
ちょっと!!!
こんな化けますかね!?
このギャップよ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
むしろこれを書くためにふったらどしゃぶりがあったんでは?と思うぐらい、和章の化けようが胸に迫ります!!
グッというか、キュンというか
ちょっとちょっと!!!
感情全然表に出さない人の笑顔とか!甘えてくるのとか!緊張してるのとか!そして安心したところとか!
もう爆弾じゃん!!!
そして和章の心の傷がわかるから
柊の包み込むような愛にじーんとしちゃうんだな。゚(゚´Д`゚)゚。
やっぱり予想通り
作品を重ねて評価が上がってますが
予想に反して和章と柊が好きになってます!
あとは和章が理屈っぽいからか
先生が出てくるからか
こちらの作品の方が
好きなセリフが多かったですー
先生いいこと言うんですよ。゚(゚´Д`゚)゚。
だから先生の事件の話は辛かったな。゚(゚´Д`゚)゚。
一穂さんが描かれるちょっとしたエピソードも好きで
この作品だと時計の分解のくだりがとても好き
じかんってどうやって流れてるんだろうという発想がすき
和章の性格のせいか
作品自体が暗い印象はあるけど
柊の明るさと先生の温かさで
とてもいいバランスでした
あぁなんか安心して泣けましたわ
Night Garden
I'm half way through reading this one. I'm not sure how I feel about it. Fujisawa Kazuaki Has parted ways with Sei and is now in a remote village because he has been asked to reorganise a library. Doesn’t quite make sense considering he used to live in a condo in the city. Yes he suggested to Sei about moving, but that was only because, he had found out about Hagiwara Kazuaki. Seems to be a bit of an extreme scenario.
ふったらどしゃぶりのお話が大好き和章さんがメインのスピンオフ。恩師の蔵書整理で田舎に引っ越すことに。そこの恩師やお孫さんの柊君交流する中恩師が倒れてしまって。あと和章さんが少しでも幸せになるように願って読んでました。元彼カプもお葬式後に登場したしましたね。満足です。
Posted by ブクログ
ふったらどしゃぶりを読んでいた時は、正直、和章のことがよく見えなかったし(整というフィルターが強すぎて)ちょっと悪者な印象だったけれど、悪い人では全然なかった。傷ついた人だった。そして真っ直ぐな人。
柊が、本当にいい子で、優しい。そして、柊も傷ついていて。
先生の最後が悲しかったけど、本心がみえて、人間らしさが出たところは、心にささった。
傷ついた人たちの、癒しと再生の物語かな。
穏やかで、前向きな終わりに、救われました。
加筆分読みたくて!
文庫版持っていますが、加筆された分が欲しくて電子で購入しました。
本編の降ったらどしゃぶりも好きですが、私はナイトガーデンの方が好きです。
最初、和章のつかみ所のない雰囲気が、先が読めない感じで心配でした。
少しずつ柊に対しての気持ちの変化や、自ら行動するようになっていく様子が、読み進めて行くうちにどんどん引き込まれていきました。
過去の辛かったことが無くなるわけでは無いけれど、二人で幸せになって欲しいです。
Posted by ブクログ
和章の、石蕗先生の、柊の、それぞれの抱えたいびつな棘が、歪なまま静かに受け入れ、他者の存在によって許されていくまでの物語。
柊ちゃんの両親はいわば息子に捨てられたも同然で、書き下ろしでお母さんの痛みがちゃんと触れられていたのにもホッとしました。
柊ちゃんはあそこで両親ともちゃんとわかり合った上で本当の意味で大人になれたんだなぁと。
一文一文の研ぎ澄まされた表現がとにかくどうしよもうなく好きで、初めて読んだ場面と同じ場面でやっぱりまた泣いてしまう。
和章と柊が異なる世界に生きてきた同士だからこそ惹かれ合い、和章の中に新しい色がどんどん足されていくこと、その色彩に戸惑いながらもふたりの恋がどんどん花開いていくところがとても好きです。
Posted by ブクログ
「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ。
整と離れた和章はスランプになり、デザインができなくなっていた。
田舎にひっこんだ大学の先生(第二外国語を習っただけ)に、書庫の整理を頼まれたので、里に家を借り、山の中の先生の家に通うようになる。
そこ先生の孫の柊と知り合う。
23歳。ドイツの血が1/4のクオーター。先生の家からさらに山の上にある植物園出働いている(どうやらバイト)
整を失って(つきあってはないけど)益々抜け殻っぽくなっている和章は、「きれい」が分からないという。
すこしづつ恩師と柊にかかわることで、かわっていく。
そして柊の古い傷(ここにいる理由)も知る。
整を囲って閉じ込めて、でも怖くて手を出せずにいた和章が、整のことをずっとぬけないトゲのように思っているように、
柊にも抜けないトゲがあり、
恩師の石路(つわぶき)にも、トゲがあり、
3人とも抜けないトゲが体の中にある状態。
無理に抜こうともせず、ぬかせようともせず、ただ穏やかにここで過ごしている。
が。。。
って話。
「メロウレイン」を読んでからこちらを読んだので、
途中ででてくる整がしんどそうなのも、ただの車酔いなんだろうと思えるけども、
そうでなかったら、まだ整は和章とのことで辛い想いを抱いているのかと思ってしまう。
二人はすれ違って、再会とはならなかったけども。
それはそれでよかったと思った。まぁ、会ったとしても整にはもう、一顕がいるので揺れることはないだろうけど(そう願いたい)
和章×柊になるんだろうと思いつつ読んでいるとはいえ、
ヤルのが結構唐突に思ってしまって、そこがなんとなく、ん~~って思った。
状況としてはありだけど、二人とも「好き」のボルテージはそこまで上がっていたんだろうかねえ?
なので☆3にしました。
再読したらその辺、行間が読めて納得できるかな?