あらすじ
※電子版は書き下ろしショートストーリー「電子版書き下ろし番外編1」
「電子版書き下ろし番外編2」の特別付録つきです。
※紙本の40ページ程までお楽しみいただける無料の〈試し読み増量版〉も限定配信中です。
非道な行いの代償として娼婦に堕とされた末、路上で孤独に息絶えたエリザベス。
けれど次の瞬間、目覚めた場所は幼い頃を過ごした屋敷—しかも記憶はそのまま、
姿は5歳の子供に戻っていて?
困惑しつつも「今なら、かつて虐げた人たちに報いることができるわ!」と一念発起。
『目立たず善良に』をモットーに、第二の人生を歩き始めたものの、控えめで聡明、
見た目は絶世の美少女に成長したエリザベスを、周りの人々が放っておいてくれるはずもなく…?
今世もやっぱり前途多難!? 『小説家になろう』で大人気!
元・悪逆令嬢の人生やり直し物語ついに書籍化。
【登場人物紹介】
◆エリザベス
周りの人々のため、日夜勉強に励んでいる、自称『ガリ勉令嬢』二度目の人生は、
自分が貶めた者たちへの贖罪に生きるつもりだったが、オーギュストに出会い心が揺れて…?
◆オーギュスト
『帝国の至宝』と呼ばれる美しい貴公子。エリザベスが進めていたとある研究に
興味を持ったことがきっかけで親交を深め、その可憐でまっすぐな性格に次第に惹かれていくように。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ニヨニヨしちゃった
とっても不思議なお話でした。
一体どこでちゃぶ台返しがあるのだろうとハラハラしましたが、ただただエリザベスが幸せに生きるために頑張るお話で、色々な登場人物がきめ細やかに描かれていたので飽きずに読めました。
一晩で読み切るのはムリです。
できたら最初の極悪人エリザベスと善行を頑張ろうとするエリザベスを何度も見比べるくらいの余裕をもって読むことをオススメします。
ラストは番外編オンパレードでしたが、どれも幸せでエリザベスの天然ぶりが出ててとってもおもしろかったです。
久々に何回も読みたい作品に出会いました。
Posted by ブクログ
悪辣な令嬢エリザベスが悲惨な最後を遂げた後、過去の五歳時に戻り…。
ネットでも大好きな作家です。他の作品の書籍化にも期待。
書き下ろし番外編 幸せな結末 本編の後日談
『エリザベスとキャサリン』前世で不幸にした令嬢に出会い…。
『エリザベスとオーギュスト』結婚後妊娠したエリザベスは…。
一風変わった作風と、ここまでやっちゃっうの?な、悲惨さとコメディ色、パターンに嵌まらず予測の出来ない楽しい作品。きちんと恋愛ものです。
なかなかでした
私にとっては少し重い内容でした。
ストーリーはなかなか読み応えあり、主人公が心を入れ替える過程で悩み苦しむ様は他の小説よりも深みがあったと思います。ただ糞尿の肥料や、前世?やり直す前の主人公が酷すぎて、またそれで受ける仕打ちも酷すぎて、キャッキャウフフな感じが少なくもう一度読むかと言われたらうーん…となってしまいます。
あとがきを読んで、この作者さんの初作品と知り驚きました。世界観がしっかりしており、試しに書いてみた…のクオリティは遥かに超えてると思います。幸せ溢れる作品はたくさんあるので、少し重たい感じもたまにはいいのかなと思います。
ただアラン王子があっけなく引き下がったのに少し物足りなさを感じ、その他のサブキャラももう少し掘り下げて何かあったらもっと楽しかったかなと思いました。
次回作にも期待しております。
心理を見直していく過程ですね
5歳児に生き返ったヒロインが自身の心理と行動を見直していく過程を綴った成長記録でしたか。心理状態の描写が多いため、一度目は少し疲れてしまいましたが、二度読み返すと、なんとなくスッキリしました。
内容が濃いけど、後味さわやか
最初はかなり重い内容だと思ってましたけど、段々読み進めたら、面白くなってきましたね。
なので、一気に読んでしまいました。
色々な罪悪感とか、前世?の悪事の告白とか、どうなるかと思ってたら、ハッピーエンドで良かったです。
説明文
出だし、話の設定は凄く面白かった‼️
でも途中から説明文になっちゃって読み終わった後は残念な気持ちになった…
半分くらいまでは面白かったから残念です。ちょっと広げすぎた感があるかな?
確かに‼️
ヒロインが、人生をやり直し、
最低な地区を、素晴らしい場所に修正でき良かったです。
しかし、過去のヒロインの悪行には、
ドン引きしました。
他の方も言っていましたが、後半は説明がおおいかと。その部分残念です。
Posted by ブクログ
悪辣な令嬢エリザベス。悲惨な最期を迎えたはずなのに、気付くと5歳から人生をやり直していた。死の直前で自分の罪深さに気付き、今度の人生では正しく生きると決めて努力し続け、今世では兄や使用人、クラスメイトに愛され、さらに自分の悪辣さに幸せになってはいけないと罪滅ぼしの日々をコメディタッチで描かれていて、世間のエリザベスに対する評価とエリザベスの感情のズレがおもしろかった。
愛される事を知り、オーギュストと出会って愛する事を知ったエリザベスの人生の物語。
前半は良し、後半う~ん
悪役令嬢時代の行為、というかもう裏社会、犯罪者レベルが想像を越えていて・・さらに、堕とされた先が貧困層ってだけでなく、呪いかけられてるわ、眼えぐられてるわ、焼きごて押されまくってるわ、とにかくスゴイ、スゴかったです。やり直しして国に貢献し、自身も幸せな人生を送り良かったね、という重い重~いお話でした。後半になるにつれて事務報告のような文体となり残念でした。またヒロインの何十年先を書くなら他登場人物達のその後も書いてほしかったですね。